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【Excel講座】リストボックスから返された値でデータを抽出する方法

2015年7月9日 by Gen

Excel_リストボックス_6

Excelのリストボックスは、指定した範囲をスクロールバーを付けて表示し、リンクしたセルに選択されたデータの番号を返します。返される番号は、指定した範囲の最上位が1から始まる数値です。この番号を数式で利用して、データの抽出ができます。

ここでは、Excelのリストボックスを使ってデータを抽出する手順を説明します。



目次

  • Excelのリストボックスで抽出する6つの手順
    • 1.一覧表の確認
    • 2.リストボックスの選択
    • 3.コントロールの書式設定
    • 4.範囲等の設定
    • 5.INDEX関数の入力
    • 6.結果の確認

Excelのリストボックスで抽出する6つの手順

Excelで作成されたツアーの一覧表から、リストボックスを使ってツアーの詳細を抽出します。
リストボックスを配置して、選択範囲と返された結果の入るセルを指定し、返された結果をもとにINDEX関数を使いツアーの詳細を抽出します。
また、IF文を追加して結果のセルが空白の場合、エラー表示を非表示にします。

1.一覧表の確認

ツアー一覧表にリストボックスを追加して、ツアー内容をセルC5からセルC9に表示させます。

Excel_リストボックス_1

2.リストボックスの選択

「開発」タブの「挿入」をクリックして、リストボックスを選択して配置します。

Excel_リストボックス_2

3.コントロールの書式設定

リストボックスを右クリックして、「コントロールの書式設定」を選択します。

Excel_リストボックス_3

4.範囲等の設定

「入力範囲」でセルC12からセルC35を選択します。
「リンクするセル」に、セルC2を選択します。
「3-D表示」にチェックを入れ、OKボタンをクリックします。

Excel_リストボックス_4

5.INDEX関数の入力

INDEX関数とIF文を組み合わせて入力します。
セルC5に

=IF(C2<>“”,INDEX(B12:F35,C2,1),””)

を入力します。

セルC9までINDEX関数の列番号を変えて入力します。

Excel_リストボックス_5

6.結果の確認

選択するとツアー内容が表示されます。

Excel_リストボックス_6


コンボボックスと異なり選択肢の表示領域が広いので、選択肢が多く表示され選択が簡単になります。

注意点は、Excelでこの手順で作成したリストボックスは「複数選択」、「拡張選択」を指定した場合、リンクするセルに値を返さないので注意してください。

まとめ

 Excelのリストボックスで抽出する6つの手順

  1. 一覧表の確認
  2. リストボックスの選択
  3. コントロールの書式設定
  4. 範囲等の設定
  5. INDEX関数の入力
  6. 結果の確認

Filed Under: リストの作成方法 Tagged With: Excel, エクセル, リストボックス




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