あなたは論理的に物事を考えることができますか? ビジネスの場では、論理的思考ができることが重要と考えられています。論理的思考にて仕事を進めることで、提案や案件を有利に進めることができるようになります。
思いつきや勘も大切でありますが、今時のビジネスシーンでは、ひらめきであっても、論理的説明が求められるのです。
論理的思考はトレーニングを重ねることで身についていくものですが、ではどのようにトレーニングをすれば良いのでしょうか?
論理的思考を習得する5つのトレーニング方法
論理的思考は誰にでも身につけられるものです。自分は論理的に考えることが苦手と思っている人は、今まで論理的思考のトレーニングをしていなかったために、損をしていたこともあるかもしれません。
論理的思考を身につけるトレーニングの5つのポイントをご紹介します。
1.物事の順序を考える
どのようなことにおいても、理由なく起こることはありません。順序立てていけば、必ず説明がつくものであることを忘れてはなりません。
突然起こったように思えることも、何故起こったのかその理由を順序立てて考えることが論理的思考を身につけるトレーニングと繋がるのです。
2.原因を追及する
順序立てて考えていくと、最後はその原因や起点にたどりつくことになります。原因や起点が分かっていれば良いのですが、多くの場合、物事が起こったことに対する理由が分かっていないものです。
常に論理的思考を身につけるトレーニングとして、起こっていることと原因を結び付けましょう。
3.5W1Hを考える
報告書などをまとめる時に大切なポイントであることは多くの人が知っています。これを日ごろから実践していくことが、論理的思考を習得するのに効果的なトレーニングといえます。
具体的に時間の流れをつかみながら、事象が発生した時の状況を考えるトレーニングは、論理的思考を高めていきます。何気なく過ぎ去ってしまったことを振り返ることを積み重ねていきましょう。
4.次に起こることを予測する
今やっていることの次に何が起こるのか、考える習慣をつけましょう。発信したメールなどにどのような返事が返ってくるのか、想像してみましょう。予測していたことと違う展開になる場合、何故異なるのか理由を探ってみることです。
論理的思考力を養うトレーニングとして身近な題材から始めましょう。
5.起こってしまったことの理由付けをする
論理的思考力をつけるトレーニングとして、いわゆる言い訳を考えるのです。駄々をこねるのではなく、相手を説得するための理由を考えます。
例え不注意で起こったことであっても、その理由と経緯を説明することを実践してみてください。
いかがでしたか。論理的思考を付けるには日ごろのトレーニングが重要なのです。
一朝一夕に身に付くものではありませんので、何気ない日常の出来事を題材に、論理的思考を深める努力が効果的トレーニングといえるのです。
まとめ
論理的思考を習得する5つのトレーニング方法
- 物事の順序を考える
- 原因を追及する
- 5W1Hを考える
- 次に起こることを予測する
- 起こってしまったことの理由付けをする