今の時代、○○ハラスメントという言葉を良く耳にしますよね。そのハラスメントの種類の中でも良く聞くのが、パワハラやセクハラ、モラハラで、実際社会現象まで引き起こすほど多様化しています。
実にハラスメントと付く言葉は、30種類以上存在し、マスコミなどで取り上げられていなくても、その被害に遭ってる人がとても多いのが実状です。
では、表面化していないけれど、実は身近で被害が増えているハラスメントとは一体どんな種類があるのでしょうか?
実は身近に存在する!◯◯ハラスメント6種類
ハラスメントとは、簡単に述べると人格否定や尊厳無視などによって、いじめや嫌がらせをすると事を言います。
その種類は様々で、精神的なダメージも強く、時と場合によっては社会生活が出来ない状況に陥ってしまう事もあります。
今回は、余り知られていないけれど、実は身近に存在するハラスメントの種類を6つご紹介します。
1.誰もが陥りやすい
一番自分自身陥りやすく、一番被害を被る確率が多いのがアルコール・ハラスメントです。アルコールに関連する嫌がらせ全般を示します。
ハラスメントの種類の中では、誰でも陥りやすいもので、飲酒の強要や多量摂取による嫌がらせ行為などが挙げられます。またイッキ飲みもアルコール・ハラスメントの中に含まれ、一時期大きな社会問題となりました。
2.社内に一人はいる
企業に勤めていると、身近に必ず居ると言われるのが、エアー・ハラスメントをする人です。
この特徴は、その場の空気や雰囲気を、ワザと意地悪で悪くする行為のことで、例えば会議の席で、評価を得ている人に対して、意図的に評価を下げることを言い精神的ダメージを与える事もエアーハラスメントの種類に分類されます。
こういう人とは、当たり触らずの対応で回避しましょう。
3.女社会で起こる確率高し
エイジ・ハラスメントとは、企業内だけではなく家庭内にも広がっているハラスメントの一種で、年齢的なことを理由に、嫌がらせや不快な気持ちにさせる発言をすることを指します。
お局様扱いをすることや、まだ若いからと言って過度な労働をさせることも、ハラスメントの種類に数えられます。特に女性間で起こる確率が高いハラスメントと言えます。
4.今の時代の象徴
今の時代を象徴するのが、ソーシャルメディア・ハラスメントです。パワハラの種類に分類され、実際の社会生活ではなく、SNSの世界で職場の上下関係を利用し、友達登録やコメントを強要し、ストレスを与える事を指します。
その行為に背くと、そのまま実生活のパワハラに移行することが多く、今とても問題視されてるハラスメントの種類です。
5.組織ぐるみで荷担
リストラ対象者に対して嫌がらせをすることを、リストラ・ハラスメントと言います。
この場合、1対1ではなく、リストラ対象者対同僚や上司と言ったように、組織ぐるみで行い、数名が荷担している事が挙げられます。
ハラスメントの種類の中では、一番卑劣なハラスメントと言えるでしょう。
6.セクハラの二次被害
社内のセクハラを訴えた場合、回避できた人も居ますが、中にはセクハラを訴えたことにより、加害者もしくは会社自体から逆にハラスメントを受ける被害も多くなってきています。このように二次被害を受けることを、セカンド・ハラスメントと言います。
この場合、加害者に罪の意識はありません。だから仕返しの様なことをしてくるのです。ハラスメントの種類の中では一番改心が難しく、加害者に対して徹底した処分が必要となります。
いかがでしょうか?
近年ハラスメントの種類は、多種多様化していて、被害がいつ自分に降りかかって来てもおかしくない世の中です。
もし被害を受けるようなことがあったら、自分一人で抱え込まずに、公的機関に相談する等して、最小限の被害に留められるよう、自分で行動することがとても重要です。
まとめ
実は身近に存在する!◯◯ハラスメント6種類
- 誰もが陥りやすい−アルコール・ハラスメント
- 社内に一人はいる−エアー・ハラスメント
- 女社会で起こる確率高し−エイジ・ハラスメント
- 今の時代の象徴−ソーシャルメディア・ハラスメント
- 組織ぐるみで荷担−リストラ・ハラスメント
- セクハラの二次被害−セカンド・ハラスメント