あなたは人を褒めることがありますか? 昨今、人を褒めることは物事を円滑に進めるにあたり、大切な要素であると考えられています。褒めることが上手であればあるほど、周囲と強調して様々なことに対応することが上手くできるのですが、それにはコツやテクニックがあります。闇雲に褒めるのではなく、そのポイントを取り入れてみてはいかがでしょうか?
相手を褒める場合の6つのテクニック
人を褒めることは簡単なようで難しいものです。特に仕事においては、指摘や注意することに目が行ってしまい、褒める機会を失ってしまいがちです。そこでポイントをつかみ、実践してみませんか? 相手を褒める場合の6つのテクニックをご紹介します。
1.当たり前のことでも褒める
できて当然と思えることも、初めての場合には、褒めることを心がけましょう。相手を子供と同じように扱う気持ちで接することで、些細なこともできた時に良かったと感じられるものです。特に新人や部下相手の時は、小さなことでも褒めることを習慣付けてください。
2.繰り返しできた時も褒める
一度できたことが、連続してできた時も同様に褒めることを忘れないようにしましょう。二度目にも褒められると、相手はそのことに自信を持つようになります。自信を持つことができれば、次の時には自らできて当たり前、と思うようになります。そうなれば、褒めることが不要になってくるものです。
3.注意をする前に褒める
期待に沿っていない行動や結果がある時も、注意や指摘をする前に、別のことで褒めることがないか、よく探してみましょう。注意や指摘された後に褒められるより、褒められた後注意や指摘を受ける方が効果があります。アメとムチの使い分けを上手くすることで、効果的に教育することを目指しましょう。
4.注意した後にも褒める
注意する前に褒めるとしましたが、注意したり指摘した後にも褒めることが大切です。それほど褒めることがないという場合でも、同じことの繰り返しとなる場合でも、褒めることを続けましょう。同じことしか褒められないことに気がつけば、成長が足りないことに気づくものです。同じことで褒められるだけで満足するような相手の場合、今度は違うことで褒められるように頑張ることを促しましょう。
5.記録に残す
褒める回数や内容を簡単に記録に残してみましょう。良い面はすぐに忘れてしまい、悪い面だけが記憶に残るものです。後からその相手を評価する時に、どれだけ褒めることができていたのか振り返ることが大切です。注意や指摘の内容も同様に記録を取るのです。どちらが多く記録されているか振り返り、適正な評価に繋げていきましょう。機会をみて、相手に簡潔にその状況を伝えることも効果があります。
6.人前で褒める
できるだけ、人前で褒めることを心がけてください。その反面、指摘や注意は人前でしないことが大切です。都度褒めることも大切ですが、朝礼や会議など皆が集まった場で改めて褒めることも効果的です。相乗効果で、皆が褒められたいと感じ、士気が上がるようになれば組織としては良い方向に動きます。
いかがでしたか。相手を褒めることは簡単なようで難しいものです。ですから、同じ褒めるのであれば、効果的に行うべきです。褒めるテクニックを上手く使えば、相手のみならず組織全体を前向きに高揚させることができるものです。日ごろから実践することを意識してみましょう。
まとめ
相手を褒める場合の6つのテクニック
- 当たり前のことでも褒める
- 繰り返しできた時も褒める
- 注意をする前に褒める
- 注意した後にも褒める
- 記録に残す
- 人前で褒める