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【Excel講座】PRODUCT関数を使って多数の値を掛け算する5つの手順

2015年5月6日 by Gen

Excel_掛け算_4

Excelで掛け算をする時は「3*5」のように「*」を使いますが、多数のセルの値を掛ける場合は、PRODUCT関数が便利です。ExcelのPRODUCT関数は、掛け算する対象を範囲で指定できるので、多数の値の積を求める場合に簡単な式で計算できます。
ここでは、ExcelのPRODUCT関数を使って掛け算をする手順を説明します。



目次

  • Excelで多数の値を掛け算する5つの手順
    • 1.表の確認
    • 2.関数入力
      • =PRODUCT()
    • 3.1箱の卵の個数の計算
      • =PRODUCT(C4:C5)
    • 4.絶対参照に変更
      • =PRODUCT($C$4:$C$5)
    • 5.出荷箱数を掛ける
      • =PRODUCT($C$4:$C$5,C8)

Excelで多数の値を掛け算する5つの手順

サンプルのExcelの表は卵の出荷表です。1パック6個入りの卵を、1箱20パック詰めで出荷しています。1パックの個数、1箱のパック数、出荷箱数をPRODUCT関数を使い掛け算して、卵の出荷個数を計算します。

1.表の確認

1パックの卵の数、1箱に入るパック数、出荷箱数がそれぞれ入力されています。
セルD8からD12に数式を入力します。

Excel_掛け算_1

2.関数入力

セルD8に

=PRODUCT()

を入力します。

Excel_掛け算_2

3.1箱の卵の個数の計算

セルD8の数式に

=PRODUCT(C4:C5)

を追加します。

Excel_掛け算_3

4.絶対参照に変更

数式バーのC4とC5にカーソルをあて、それぞれF4キーを押して、絶対参照に変更します。

=PRODUCT($C$4:$C$5)

の表示になります。

Excel_掛け算_4

5.出荷箱数を掛ける

セルD8の数式に

=PRODUCT($C$4:$C$5,C8)

を追加します。
セルD8をD12までコピーします。

Excel_掛け算_5


サンプルのように離れたセルも「,」で区切れば255個まで指定できます。範囲指定したときに、空白や文字列が入ったセルがあった場合は、無視されるので除く必要はありません。「*」を使った場合と結果は同じですが、多数のセルの積を求めるときは、数式も分かりやすく編集も簡単なPRODUCT関数が便利です。

まとめ

 Excelで多数の値を掛け算する5つの手順

  1. 表の確認
  2. 関数入力
  3. 1箱の卵の個数の計算
  4. 絶対参照に変更
  5. 出荷箱数を掛ける

Filed Under: PRODUCT関数, 掛け算 Tagged With: Excel, エクセル, 掛け算




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