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【Excel講座】FLOOR関数を使い10分未満を切り捨てた時間計算をする5つの手順

2015年5月18日 by Gen

Excel_切り捨て_4

ExcelのFLOOR(フロアー)関数は、基準値を指定して、その倍数になるように切り捨てをする関数です。式は、FLOOR(数値,基準値)です。たとえば、基準値に10分を設定すると、「45分」は「40分」になります。この様に、基準値の倍数に最も近い値で、かつゼロに近い値に数値を切り捨てます。
ここでは、Excelで10分未満を切り捨てる手順を説明します。



目次

  • ExcelのFLOOR関数で切り捨てる5つの手順
    • 1.表の確認
    • 2.関数の入力
    • 3.引数を入力
      • =FLOOR(F4,”0:10″)
    • 4.数式のコピー
    • 5.結果の確認

ExcelのFLOOR関数で切り捨てる5つの手順

サンプルのExcelで作成した勤務時間表で説明します。表には、「終業時刻」から「始業時刻」を引いた値から、「休憩時間」を引いて、「拘束時間」を計算しています。その「拘束時間」を、FLOOR関数を使って、10分未満を切り捨てた結果を「勤務時間」に表示させます。

1.表の確認

「始業時刻」から「拘束時間」まで入力されています。
「勤務時間」のセルG4からG8まで、FLOOR関数を入力します。

Excel_切り捨て_1

2.関数の入力

セルG4に
=FLOOR()
を入力します。

Excel_切り捨て_2

3.引数を入力

セルG4の式に

=FLOOR(F4,”0:10″)

を追加します。

Excel_切り捨て_3

4.数式のコピー

セルG4をセルG9までコピーします。

Excel_切り捨て_4

5.結果の確認

10分未満で切り捨てられた結果が表示されました。

Excel_切り捨て_5


数値と基準値の符号が異なると、「#NUM!」エラーになるので注意してください。数値を切り捨てる関数には、ROUNDDOWN関数もありますが、ROUNDDOWN関数は桁数を指定して切り捨てるので、FLOOR関数の切り捨てとは異なります。

まとめ

 ExcelのFLOOR関数で切り捨てる5つの手順

  1. 表の確認
  2. 関数の入力
  3. 引数を入力
  4. 数式のコピー
  5. 結果の確認

Filed Under: FLOOR関数, 桁の切り捨て方法 Tagged With: Excel, エクセル, 切り捨て




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