BizFAQ-ビズファック

仕事・ビジネスにおけるちょっと困ったこと、わからないことをズバリ解決お悩み解決サイトです。

  • TOP
  • 副業解禁時代の年収1000万円戦略
  • Excel
  • Word
  • PowerPoint
  • サイトマップ

【Excel講座】「=」演算子の条件式で文字列を比較し結果を求める5つの手順

2015年6月7日 by Gen

Excel_文字列_比較_5

Excelで文字列を比較する方法には、EXACT関数がよく使われます。しかし、比較する文字列が半角英字(アルファベット)でなければ、「=」演算子でも比較できます。「=」演算子は半角英字の大文字、小文字の判別はできませんが、数式が簡単になるので、対象の文字列が英数字でなければ「=」演算子を使う方が便利です。
ここでは、Excelで「=」演算子を使って文字列を比較する手順を説明します。



目次

  • Excelで演算子を使い文字列を比較する5つの手順
    • 1.表の確認
    • 2.FIND関数の入力
    • 3.LEFT関数の入力
    • 4.IF文の入力
    • 5.表示の確認

Excelで演算子を使い文字列を比較する5つの手順

サンプルはExcelで作成された同窓会名簿です。卒業時と現在の名前を比較して、違っていれば旧姓を表示させます。「=」演算子を使って「卒業時」と「現在」の名前を比較し、同じでなければFIND関数で苗字の桁数を数え、LEFT関数で桁数分の文字列を抽出して表示させます。

1.表の確認

「旧姓」の欄に数式を入力して、旧姓を表示させます。

Excel_文字列_比較_1

2.FIND関数の入力

セルE4に

=FIND(“ ”,C4)-1

を入力します。

Excel_文字列_比較_2

3.LEFT関数の入力

セルE4の数式に、

=LEFT(C4,FIND(“ ”,C4)-1)

を追加します。

Excel_文字列_比較_3

4.IF文の入力

セルE4の数式に、

=IF(C4=D4,””,LEFT(C4,FIND(“ ”,C4)-1))

を追加します。
数式をセルE13までコピーします。

Excel_文字列_比較_4

5.表示の確認

「卒業時」と「現在」の文字列が異なる列に旧姓が表示されました。

Excel_文字列_比較_5


ExcelのFIND関数は空白もカウントされるので、1文字分を引いています。比較する文字列が半角英字の場合はEXACT関数を使い、式内の「C4=D4」を「EXACT(C4,D4)」に変更すれば同じ結果になります。

まとめ

 Excelで演算子を使い文字列を比較する5つの手順

  1. 表の確認
  2. FIND関数の入力
  3. LEFT関数の入力
  4. IF文の入力
  5. 表示の確認

Filed Under: 文字列の比較方法 Tagged With: Excel, エクセル, 文字列, 比較




© Copyright 2015 BizFAQ · All Rights Reserved · Powered by WordPress · Admin