上司というのは理不尽な生き物です。社会人なら1度は「上司を殺したい」と思った経験があるかと思います。殺したいという衝動が強いとそれが邪魔になり、仕事や日常生活に支障をきたします。そうなると更にうっぷんはがたまり悪循環に陥りますよね。
殺したい上司を現実に手をかけるなど、上司をどうこうすることは難しいですし、それをやろうと思えば自分が不利益をこうむるでしょう。悪循環を断ち切るには殺したいという衝動のほうをコントロールする必要があります。ではどうしたら上司を殺したいという衝動をコントロールできるのでしょうか?
上司を殺したいという衝動をコントロールする方法
上司を殺したいほど衝動が強くなった時は赤信号です。一刻も早く衝動を解消するために手を打つべきです。でなければ職場もあなたも、あなたの周りも不利益をこうむることになります。悪いのは勿論上司ですが、あなたにできることをしなければなりません。上司を殺したいという衝動をコントロールする方法をお伝えします。
1.仕事を辞める計画を立てる
上司に対して殺したいほどの嫌悪を抱いているとすれば、仕事に支障をきたさないわけがありません。それを我慢して仕事を続ける理由を考えてみましょう。もし、「自分や上司に負けた気がする」という理由が大きい場合は、転職することでのデメリットと職場に留まるデメリットを比較してみましょう。
環境は自分で選べることを覚えておきましょう。積極的な逃避も必要です。一旦辞めることを決め、計画を立てて行動していると、上司に対する感情も変化してきます。人間関係は相互作用で作られます。あなたの態度が変化することで上司の態度もまた変わってくることがあります。そのことによって、ひょっとすると辞める計画が変更になるかもしれません。
2.同僚や友達に愚痴る
殺したいという感情を溜め込むことは精神衛生上よろしくありません。気を許した同僚や友達に愚痴りましょう。でもあまりに愚痴ばかり言うのは聞くほうも楽しいものではありません。ポイントは少しでも面白おかしく愚痴ること。上司の言動のひどさを、わざと話を盛ってネタにしましょう。仕事中に上司を殺したいと思ったときは、ネタがストックされた瞬間です。なんならメモを取り、それを後からいかに面白おかしく話すかを考えましょう。ハードな状況ををユーモアに変えることで、感情から一歩ひいた視点で現実を捉えられるでしょう。
3.座布団に衝動をぶつける
殺したいほどの衝動というのはとても強いものです。それに囚われてしまうと、仕事もプライベートもうまくいきません。衝動を解消してスッキリしましょう。カラオケなど大声を出して発散する、スポーツをして発散するなど方法はいろいろありますが、座布団を、丸めた新聞紙や布団たたきでおもいっきり叩く方法がおすすめです。100回くらい叩き続けると衝動は解消してとてもスッキリします。自分なりの衝動の解消方法を持ち、衝動を小出しにしましょう。
4.呼吸法で衝動を解消する
いつでもどこでもできて効果的な衝動コントロール方法は、呼吸法を利用することです。ただ深呼吸をするだけでも十分に効果的ですが、殺したいほどの衝動を解消するには「4・7・8呼吸法」がおすすめです。やりかたは、まず息をすべて吐き切ってから、4秒で吸い、7秒止めて、8秒で吐く、というただこれだけ。殺したいと思った時に4・7・8呼吸法を実践してみると、呼吸と衝動がコントロールされて殺したいという衝動が薄れていくのがわかるかと思います。ぜひ活用しましょう。
5.カウンセラーの助けを借りる
人に話を聞いてもらうことが、殺したいという衝動に対する客観的な視点をもつための最良の方法ですが、上司を殺したいという衝動が強力な場合はプロのカウンセラーに頼りましょう。きっと話とともに感情を引き出してくれて、がんじがらめになった心の糸をほどく助けになります。衝動が強ければ強いほど、自分で解消するのは難しいものです。一人でがんばらずに、早く、殺したいというネガティブな衝動から開放されて楽になってください。
いかがでしたか?
殺したいほどの上司がいても、その衝動をうまく処理することで、以前よりも前向きな日常生活が送れるはずです。上司は変えられません。変えられるのは自分の環境と、自分の心の持ち方です。お伝えした心を落ち着ける方法を利用して殺したいという衝動をコントロールするすべを身につけてください。
まとめ
上司を殺したいという衝動をコントロールする方法
- 仕事を辞める計画を立てる
- 同僚や友達に愚痴る
- 座布団に衝動をぶつける
- 呼吸法で衝動を解消する
- カウンセラーの助けを借りる