エクセルでは、文字の入力やマウスの操作などを自動化することで省力化することができるマクロという機能があります。
通常初期設定では使用できない設定になっていますので、有効にしてから使い始める必要があります。
ここでは、エクセルのマクロ機能を有効にする方法について説明します。
エクセルのマクロを有効にする
とても便利なエクセルのマクロ機能ですが、セキュリティーの問題などにより通常は無効になっています。
マクロを作成したり、他のユーザが作成したものを利用したいという場合にはセキュリティーセンターから有効にする必要があるので、以下ではその方法について説明します。
1.ファイルを準備する
まずは対象となるエクセルのファイルを開きます。
2.メニューを選択する
「ファイル」タブを選択し「オプション」をクリックします。
3.セキュリティーセンターの設定をする
オプションダイアログボックスから「セキュリティーセンター」を選択し、右側の画面の「セキュリティーセンターの設定」ボタンをクリックします。
ダイアログボックスが開いたら「マクロの設定」をクリックし、以下の図のように上から2番目の項目を選択し「OK」をクリックします。
セキュリティーセンターのダイアログボックスに戻ったら「OK」をクリックして完了です。
エクセルでマクロを有効にするための説明は以上となります。
セキュリティーの問題から手順3では2番目の項目を選択しましたが、利用環境などにより安全性が確保できる状況である場合には、必要に応じて3または4番目の項目を選択することも可能です。