あなたは仕事が楽しいですか?それとも辛いですか? 仕事をしていて楽しくない人は多いかもしれませんが、仕事が辛い場合は深刻です。何らかの手を打って、その深刻な状態を脱しなければなりません。
なぜなら、仕事をしている時間は一日の1/3程度を占めていることが多く、通勤の時間を含めると起きている時間の半分以上が仕事に費やされています。そのような条件で日常生活を行っている以上、仕事が辛ければ、ほぼ一日中辛い思いで過ごしていることと同じことになります。
これでは、仕事だけではなく、日々の生活が辛くなってしまいます。このような仕事が辛いと感じる状態から抜け出すための対策を試してみませんか?
仕事が辛い時に取るべき6つの対策
不幸にも仕事が辛いとなってしまった時は、大変悲しいものです。このような場合には、一刻も早く抜け出すことが必要です。そのためにどのような手を打って状況を打破するのか、仕事が辛い時に取るべき6つの対策をご紹介します。
1.仕事から離れる
もし可能であるならば、一時でも良いので仕事から距離をおくことが対策としては有効です。逃避型の対策と思われますが、実際には冷静になって辛い原因を探るためには必要なプロセスです。
仕事が辛いとなった時の多くが、特定の事項に対して辛いのではなく、全てが辛いとなっているケースが多く見られます。冷静さを欠いている状態では、何を行っても考えても良い方向に向かないのが常です。
思い切って辛いと思っている仕事から距離を置くことが、対策に大切な第一歩です。
2.睡眠を十分にとる
単純なことですが、仕事が辛いと感じたら、できるだけ仕事から距離を置き、その間に睡眠を十分に取りましょう。睡眠は生き物には欠かせないものであることは言うまでもありません。特に睡眠の長さにこだわるより、質を重視しましょう。
脳が疲れていては、感じることや判断が鈍ってしまいます。そのため、仕事が辛いと感じても、真の原因は何か良くわからないまま経過してしまいます。
仕事が辛いと感じたならば、同じように感じないような環境作りをすることが必要であり、そのためにはリセットをすることが必要です。そのリセットをするためには、疲れた脳をしっかり休ませること、つまり良い睡眠を取ることです。
その結果、物事をまっすぐに考えることができるようになり、辛さから抜け出すことに繋がります。
3.辛い理由や原因を追究しない
仕事が辛い場合、何故仕事が辛いのか、理由や原因を探ったり特定しようとしても、効果はあまりありません。仕事が辛いから距離を置いた上で、十分に休養をとったところで、仕事が辛いままであれば、理由や原因が分かったとしても、それらが取り除いたり解決できることでなければ、改善ができないからです。
その仕事がどんなに好きな内容であっても、辛くてはしかたありません。むしろ、好きなのに辛いことの方が問題です。どうしても辛かったり、好きだけと辛い場合、仕事が自分に適していないことが多いものです。辛いから辞める、という選択肢もあるのは事実です。しかし、そのような辞めるという選択肢を選べない場合もあります。
例えば、生活のために辛くとも今の仕事を続けていかなければならないケースです。このような場合、家族のためであったり、趣味のためと言うようなターゲットをもつことで乗り切りましょう。
4.自分の楽しみを持つ
仕事は辛いと思っても、何かしらに楽しみを探すことは可能です。些細なことでよいので、自分なりの楽しみを持ち、辛い気持を紛らすことが有効です。昼休みの同僚との会話や、昼食で好きなものを食べる、ご褒美に仕事帰りにスイーツを食べたり、お酒を飲むなど、毎日の行為に楽しみを見出すことができることが望ましいです。
会社帰りに習い事をするのも一つの手です。辛い仕事は自分の楽しみの前に片づけるべきものとして、割り切りやすいからです。どうしても毎日のことに楽しみを見つけることが難しい場合は、休日に思いっきり楽しむものを持ちたいですね。
仕事に拘束される時間は、自分の楽しみに割くことができる時間と比べれば、どうしても長くなってしまいます。そのため、仕事で辛い時間がとてつもなく長く、楽しい時間はそれに対してとても短いとなってしまいます。
それゆえに、自分なりの楽しみを少しでも数多く持ち、通勤時間や休み時間、休日などに目標を置くことで、辛い仕事を乗り切る糧とします。
5.仕事が辛いことを話す
何をしても仕事が辛い場合、如何に自分が辛い状態にあるか、他人に話をすることも効果があります。ただし、問題は誰に話をするか、にあります。
仕事が辛いことを一番話すべき相手は、自分の上司です。上司に如何に辛い状態であるか分かってもらうことが、最も望ましいです。
しかし、一番話をすることが難しい相手でもあります。その場合、同僚でも部下でも、社外の友人でも家族でも構いません。まず、自分が辛い状態にあることを知ってもらいましょう。
もし周りに話を聞いてくれる人がいない場合、企業内カウンセラーや民間カウンセラーの利用も検討しましょう。
カウンセリングとなると仰々しいと、逆にストレスを感じる人は、占い師に見てもらうなども一つの手です。
他人に話をすることで、辛さが軽減することは良くあることですが、中々他人に仕事が辛いということを言えないのも事実です。自分の中に溜め込んでしまっている場合、辛さを外に吐き出すことで、感じ方が変わってくることを体験しましょう。
6.問題解決のための行動をとる
仕事が辛い理由が分かっている場合、その解決は望ましい対応策であるのは事実です。大切なのはどのように解決を図るか、ということです。
仕事に関係有ることであれば、解決した後の状況も念頭に入れて解決を図りましょう。
労働条件についてとなれば、総合労働相談コーナーが各都道府県にあり、気軽に相談出来ます。その上で特に深刻な悩みの場合、個別労働関係紛争の解決の法律に基づいて、処理をすることも可能です。
仕事が辛いのは、人により、環境により、その状況は様々です。同じ条件下にあっても、一人の人は辛いと感じ、別の人は楽しいと感じることもあります。簡単に解決することができるものも、そうではないものの有ります。理由はとにかく、仕事が辛いということは、一日の多くの時間を辛い状態で過ごすことに他なりません。解決することができれば良いのは、言うまでもありません。
まとめ
いかがでしたか。
一日の時間の多くを仕事に費やす以上、仕事が辛いのは避けるべき状況です。他に楽しみを見つけたり、ストレスを発散することで乗り切ることができればよいですが、それだけでは対処しきれないこともあります。できるだけ周囲の協力を得て、深刻な状態にならないよう、適切なケアを施しましょう。
仕事が辛い時に取るべき6つの対策
- 仕事から離れる
- 睡眠を十分にとる
- 辛い理由や原因を追究しない
- 自分の楽しみをもつ
- 仕事が辛いことを話す
- 問題解決のための行動をとる