サボったつもりはないけど気づいたら仕事が山積み状態。膨大な仕事の山を前に、完全に戦意を喪失してしまうことはないですか?
仕事というのは普通にこなしていても気づけばたまってしまうものです。ましてや急な接客対応や、スケジュールにはない会議といった、イレギュラー事態に時間をとられ、仕事が片付かないことは日常茶飯事。たまった仕事にげんなりしてやる気を失っていると、更に仕事がたまっていくといった悪循環が待っています。
悪循環におちいりそうなときは、仕事の山への取り組み方を少し変えることで、やる気を引き出してみるのはどうでしょう?
目次
山積みの仕事をシンプルにしてやる気を出す6つの方法
仕事が山積みになっているときは、何から手をつけていいかわからないという、混乱状態におちいっています。この混乱状態から抜け出すには、絡まった糸をほどいて整理してあげる必要があるでしょう。
山積みになった仕事をシンプルにしてやる気を出す方法を6つご紹介します。
1.デスク周りを整理する
5分でよいのでデスク周りを整理してみましょう。
物理的な整理をすることで、頭のなかもスッキリするでしょう。やる気が出ない時には手を動かすことで、「作業興奮」という脳のやる気スイッチが働きます。やる気を出すにはあれこれ考えるよりもなにも考えずに手を動かすことです。
また、資料や文具も探しやすくなり仕事のストレスが減ると同時に、業務効率が上がるのも、やる気の継続に繋がります。
2.作業をリストアップする
ToDoリストをつくりましょう。やるべきことが整理されて、ただの膨大な仕事の山に見えていたものが、部分ごとに見えてきます。その際は、ざっくりした仕事ごとのリストではなく、仕事を構成する作業単位でリスト化しましょう。
例えば、企画書の作成であれば、各項目ごとにタスクを作成し、完了したらチェックをいれていくなどして、進捗の実感が持てるようにするのがポイントです。
3.ブレストから始める
仕事内容の複雑さから、手が止まってしまうことがあります。こうしたときには「作業興奮」を作り出す意味でもブレインストーミングから始めましょう。
無意味に思われるようなことでも、とにかく仕事のテーマから思いつくことをすべて紙に書き出していくうちに、仕事内容が整理され、具体的なアイデアや具体的な作業内容が見えてくるはずです。
4.軽めの作業に手をつける
サクッと終わらせることが可能な軽めの作業を次々に完了させていくことも、やる気を出すのに効果的です。作業か肩付いていく達成感とともにやる気が出てきて、気づいたら全タスクが完了していることもあります。
やる気は勢いがつくまでに一番エネルギーが必要です。最初の抵抗を極力少なくして、やる気を加速させましょう。
5.コーヒーブレイクをとる
作業を始めても思ったより効率が上がらないとき、あるいはやる気が落ちてきたと感じたら、適度にコーヒーブレイクをとりましょう。コーヒーのカフェインが意識をスッキリさせ、ストレスをリセットしてくれます。
PCに向かっているときよりも一息いれたときのほうが、頭のなかの情報が整理されることもあり、行き詰まりを解消できるでしょう。切り替えは新鮮さを保つ意味で、やる気にとって必要な要素です。
6.優先順位を明確にする
膨大な仕事を全て終わらせないといけないというプレッシャーがストレスになって、やる気が出ないこともあります。
こうしたときは、仕事の優先順位を明確にして、すぐにやらなくてもよい仕事の期限を延ばすことで視界から外しましょう。そうすることで、優先順位の高い目の前の仕事に集中できるはずです。
いかがでしたか?
心理的、生理的なものなため、コントロールが難しいと捉えられがちな「やる気」も、実は行動に大きく影響を受けます。
仕事の山からくるやる気の阻害要因を、シンプルにして、行動を調整することでやる気を最大限に引き出してみてください。
まとめ
山積みの仕事をシンプルにしてやる気を出す6つの方法
- デスク周りを整理する
- 作業をリストアップする
- ブレストから始める
- 軽めの作業に手をつける
- コーヒーブレイクをとる
- 優先順位を明確にする