人間なので相性があるのは当然です。苦手なタイプも誰にでもあります。でも、社会人たるもの、苦手だからといってコミュニケーションを図ることは避けては通れません。どうせコミュニケーションを図るのであれば、お互い気持ちよく図りたいものですね?
では、苦手な相手とうまくコミュニケーションを図る方法とはどんなものでしょう?
苦手な相手とも卒なくコミュニケーションを図る方法
会社やグループの中にいる苦手なタイプな人とは、コミュニケーションを図る必要性にかられる機会が多くあります。
今回は、苦手な相手とコミュニケーションを図るためのテクニックを6つ紹介します。今まで棚上げにしていた苦手意識を取り払う時がきました。
1.苦手だと割り切る
「生理的に苦手な相手」には、どうしても受け入れがたい抵抗を感じるものです。
まず「苦手」だと割り切ること、その上で「自分のため、お互いのためにうまくコミュニケーションを図る」と、自分の中で宣言することです。苦手なものは苦手だと、蓋をしてしまっていても損をするのはあなたです。うまくいくことばかりではないとは思います。なんせ苦手な相手なのですから。
でもそうした前提で、積極的にコミュニケーションを図ると、案外抵抗がになくなってくるのが不思議です。
2.相手のよい所を見つける
苦手な相手には、ついつい苦手な部分にばかりフォーカスしがちです。「性格が苦手」「顔が苦手」「しぐさが苦手」…。苦手な部分ばかり意識するあまりにうまくコミュニケーションを図ることができません。
そうなると、付き合いする上で、過剰な我慢を要します。その苦手な部分を探す傾向に気づき、よいところを見つける習慣をつけましょう。「身につけているものがおしゃれ」「朝の挨拶がよかった」など些細なことで結構です。繰り返すうちに苦手意識の壁が薄らいでくるでしょう。
3.会話に笑いを取り入れる
苦手な相手というのは、相手も同じように自分のことを苦手と感じていることが多いです。お互い壁ができてしまい、コミュニケーションを図るのに邪魔になります。
その壁を取り払うのにもっとも役立つのが「笑い」です。積極的に会話に笑いを取り入れて、お互いの間にある壁をブレイクしてください。笑顔というものは、お互いの認識をポジティブなものに一瞬で変えてくれます。
4.自分との共通項を探す
苦手な相手というのは、いままで自分と深く関わることのなかったタイプです。
こうしたタイプの人は、自分と思考パターンや行動パターンがかけ離れていることが多いです。人は自分と共通項のある人や、過去に深く関わったタイプの人に対して親近感を覚え、コミュニケーションを図る意思が芽生えます。
出身地、趣味、兄弟構成、生育歴などの中から共通項を探して、それを相手にも伝えてみましょう。お互いの距離はぐっと縮まります。
5.ミラーリングをする
苦手な相手のしぐさに注目してみましょう。話をするときの体の動きや発話テンポなどです。
自分と相手のしぐさがかけ離れていることが多いです。人は自分と近いしぐさの人に親近感をお覚え、コミュニケーションを図る気になります。
相手と話をするときは、会話を合わせるよりしぐさを合わせましょう。
6.リバースをする
苦手な相手とコミュニケーションする強力な手段に、「リバース」があります。
相手とコミュニケーションを図る際に、自分の頭頂と相手の頭頂を放物線で繋ぐイメージを持つのです。その放物線を通しての交流をイメージしながらコミュニケーションを図ってみてください。試すとわかると思いますが、リバースは、相手と繋がっている感覚をもつことで、コミュニケーションを図ることに対する姿勢を前向きなものにしてくれます。
いかがでしたか?
苦手な相手を克服していくことこそが、あなたの活動範囲を広げ、ミュニケーションを図るスキルを格段に上げていくことになります。
苦手な相手と自然にコミュニケーションを図ることができるようになれば、あなたの人間としての器が大きくなった証拠です。
まとめ
苦手な相手とも卒なくコミュニケーションを図る方法
- 苦手だと割り切る
- 相手のよい所を見つける
- 会話に笑いを取り入れる
- 自分との共通項を探す
- ミラーリングをする
- リバースをする