就職活動に必ず必要なのがエントリーシートですよね。その中でも自己PRは必ずと言っていいほど、書くことが求められます。でも、いざ自己PRと言っても、何をどう書いていいのか分からないというのをよく耳にします。実はエントリーシートの自己PR欄は、選考に通り易い形式があるのです。そのポイントを押さえて、自己PR欄に記入すれば、一次審査も通る確率倍増です。
では、一次審査に通過し易いエントリーシートの自己PRとは、いったいどんな書き方が良いでしょうか?
エントリーシートの自己PRを充実させる6つの技
企業の採用担当者は、エントリーシートの自己PR欄を最も重要視しています。その肝心な自己PRの書き方に失敗してしまうと、採用はおろか面接までたどり着かない状況になってしまいます。そうならないためにも、エントリーシートの自己PR欄を充実させ、見事一次審査を通過させる為のポイントを6つご紹介します。
1.書き始めが一番重要
文章を書くときの基本系は、起承転結ですよね。しかしエントリーシートの自己PR欄は、必ず長所や一番伝えたい事等「結論」から書き始めることが重要です。
採用担当者は、多くのエントリーシートを目にします。そうなるとまず自己PR欄の最初の言葉に興味が湧くか湧かないかで、そのあとの自己PRを集中して読むか読まないかが決まってしまいます。数あるエントリーシートの中で、目に留まってもらうためにも、初めに結論を述べ、どんどん採用担当者の気持ちを引き込む事が、とても重要となってきます。
2.具体例で想像をかきたてる
エントリーシートの自己PR欄で、間違ってしまいがちなのが、抽象的な表現を用いた書き方です。「頑張った」「努力した」だけでは、何をどう頑張ったか、読んでる側からは見えてきませんよね。文章によって想像できる様にしなければ、エントリーシートの自己PR欄の意味がないのです。想像をかきたてる為に、具体例を挙げて書く事が重要です。
3.エピソードよりプロセス
前項に挙げましたが、エントリーシートの自己PRに、具体例を挙げることはとても必要なことです。しかしそれを誤って、エピソードのみ記載してしまう人がいます。それでは自己PRではなく、ただの自己紹介になってしまいます。エントリーシートに書く場合は、エピソードではなく、それに至った原因追及方法→原因を解決する為の策→それによって得た「結論」までのプロセスを書く事が、一次審査を通過するための必要条件です。エピソードとプロセスを取り間違わない様にすることが重要です。
4.自己PRと実績は違う
エントリーシートの自己PRに、今までの実績を書いてしまう人がいますが、それは何の意味もありません。ただの自慢話になり兼ねないので、書く際には細心の注意が必要です。企業側は、実績を求めていません。自己PR欄で知りたいのは、人間性や熱意です。その為にも実績を書く場合には、実績によって何を得たか、それを今後の自分にどう生かすかまでが重要なポイントとなります。
5.採用側の立場になって
エントリーシートを書く際、忘れがちなのが、採用側の立場になって記入していないという点です。採用する企業は、一体あなたに何を求めているのでしょうか?
多くの企業が「自分で考えて行動する力」を持っている人材を求めています。また熱意や誠実さも求められます。その為にも自己PR欄には、前項にも挙げましたが、問題があった時のプロセスを書く事が絶対条件となってきます。自分が採用側だったら、ということを頭に入れておく事も必要です。
6.空白を埋めるのは常識
とても基本的なことですが、エントリーシートの自己PR欄は、必ず最後まで埋めるようにしましょう。空白があるとその会社にどうしても入社したいという熱意が伝わりません。最低限の注意事項です、絶対に守りましょう。
いかがでしたか? エントリーシートの自己PRは、採用側が一番見たい箇所です。それをどう充実させるかによって、一次審査に通過するか否かが大きく変わってきます。エントリーシートは、文章力がかなりの鍵となります。従来から文章力を高める努力を怠らないことが、就職活動を成功させる秘訣となります。
まとめ
エントリーシートの自己PRを充実させる6つの技
- 書き始めが一番重要
- 具体例は重要ポイント
- エピソードよりプロセス
- 自己PRと実績は違う
- 読む側の立場になって
(相手は自分のことを知らない)- 空白を埋めるのは常識