エクセルで別シートを参照するための方法を説明していきます。別シートの参照は、対象としたいデータが入力されているシートのシート名が入力してあるセルをINDIRECT関数を用いて参照することで可能です。それでは手順を説明していきます。
エクセルの別シート参照のための3つの手順
エクセルで別シートを参照するためには、INDIRECT関数を使い以下のように任意のセルに記述します。
=INDIRECT(参照したいシート名&”!参照したいセル”)
それでは実際に具体的な例を挙げて手順を説明していきます。
1.対象の確認
ここでは、下の画像の例を用いて説明していきます。今回はA8セルにSheet2のB4セルに入力されている数値を代入します。Sheet2のB4セルには「120」と入力されています。
2.INDIRECT関数の入力
次に、A8セルに
=INDIRECT(B5&”!B4″)
と入力します。B5セルに入力されているシート名のB4セルを参照することが出来ます。
3.完了
あとは、Enterを押せば作業は完了です。実際に値が入力されていることが確認できます。
いかがでしたか。INDIRECT関数で指定する文字列は、セルに記載しても直接入力しても実行することができます。状況に応じて上手く使い分けましょう。エクセルの別シートを参照する手法を利用して作業の効率をよくしましょう。