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人材、人罪、人在、人財の違い5つのポイント

2016年7月21日 by biz3

人材、人罪、人在、人財の違い5つのポイント

「じんざい」と言われるものには、人材、人罪、人在、人財の4つを主に使い分けて用いられています。これらの「じんざい」にはそれぞれどのような意味があるのでしょうか。

これら4つの「じんざい」は、「2:6:2」の法則と呼ばれるものと似たような意味で使われています。これらは仕事に対する姿勢や仕事においてのその人の評価を表わしたものです。

同じ読み方をし漢字が異なるこれらの言葉は何を意味し、この数字の法則は何を表しているのでしょうか?



目次

  • 人材、人罪、人在、人財の意味の違い5つのポイント
    • 1.人財とは
    • 2.人材とは
    • 3.人在とは
    • 4.人罪とは
    • 5.人財の枠に入るなら
  • まとめ

人材、人罪、人在、人財の意味の違い5つのポイント

人財、人材、人罪、人在。どの「じんざい」にも言葉に意味があって、違う漢字が使われています。

あなたは会社にとって、どの漢字を使う「じんざい」となっているのでしょうか。今回はこれら「じんざい」についての意味やポイントをご紹介しましょう。

1.人財とは

ビジネスにおける「人財」とは、実績があってかつさらなる成長が期待出来る人のことを指します。会社にとってなくてはならない存在なので、「人財」という漢字を使うのでしょう。このような人は、「2:6:2」の法則でいう最初の2に当たります。

この法則は、集団におけるメンバーの性質の割合を表しています。アリやハチの集団を観察すると一定の法則が見られます。一生懸命に働くアリやハチは全体の2割程度。それに対し普通に働くアリやハチが6割。残りの2割はサボってみたり、適当に働く傾向にあるということです。

不思議なことに、このよく働く2割をこの集団から除いてみると、しばらくしてまた、残り6割の中からよく働く2割の個体が出て来るのです。つまり、「2:6:2」の比率はいつも変わりません。人間の集団でも同じようなことが当てはまると考えられます。

2.人材とは

ビジネスにおける「人材」とは、実績など目に見えるものはまだ無いけれど、成長していくことを期待されている一般的な人です。ビジネスシーンにおいて普通に使われているのは、この「人材」です。これは、先ほどの法則でいうと、6割のメンバーにあたります。

この「人材」から「人財」になる可能性はおおいにあります。実績などはまだないけれど、成長に期待が持てるということは、これから自分で頑張っていけば、実績を生み出せる可能性が高い人ということです。

会社からの評価がものすごく高いわけではなくとも、可能性を信じてくれているということです。人は頑張ることができます。そして、頑張れた人というのは必ず何かしらのものを得ているものです。

「人材」から「人財」になるのは、これからの自分次第だということなのです。

3.人在とは

人在とは、実績は残せているけれどそれ以上の期待が持てない人に使います。こういった人は、体力的にも精神的にも限界を感じているという人が多いです。

昔は「人財」だったという事実が、実績として残っています。「人財」だったからこそ、こういった人は会社からも次第に扱いづらい言われるようになってしまいます。過去の栄光にすがってしまうようなタイプの人は、この「人在」に当てはまるといっても良いでしょう。

一番注意をしなければならないのはこのタイプの人たちです。なぜなら、こういったタイプの人はいったん糸が切れてしまうと、「人罪」になってしまうことが多いからです。

4.人罪とは

では、ビジネスにおける「人罪」とはなんでしょうか。それは、実績を作れず、成長も期待できないような人で企業からお荷物とされているタイプの人のことを言います。

「人材」や「人在」のタイプの人でも、道を過ってしまうと「人罪」になりかねないということを忘れてはいけません。

経営者側から考えると、「人罪」という枠に入ってしまう人は人員整理の対象にせざるをえなくなります。会社の経営が傾いたりすると最初に人員整理をしてしまおうと考えるのには、充分なタイプの人だからです。

ですが「人罪」の枠にいる人だって、何も最初からここにいるわけではありません。それはつまり、いくらでも「人材」から「人財」にステップアップしていくことは可能だということです。もちろん努力や根性は必要ですが、あきらめてしまう人生よりも、もう一度頑張ってみるということが大切なのではないでしょうか。

5.人財の枠に入るなら

このように4つのタイプに分けて考えるのであれば、誰しも「人財」の枠に入りたいと思うでしょうし、企業側も「人財」の宝庫であって欲しいと願っています。

事実、「人財」と呼ばれる枠に入っている人は毎日を活き活きと生活しているはずです。けれども、苦労なくで「人財」に入っている人など一人もいないのです。

「人財」という枠に入るには、言われるがままに仕事をするのではなく自分自身の頭で考え、そして行動に起せる。このような日々の努力が結果を伴っていくのでしょう。「人財」という枠に入るならば、自分で自分の将来性を潰してしまってはダメなのです。


まとめ

いかがでしょうか。人材、人罪、人在、人財の違い5つのポイントを、例をあげてご紹介しました。

自然界の法則と同じように人間の世界にも「2:6:2」の法則が成り立ってしまっているのは事実です。いかに自分で努力するかによって、いくらでも2割の「人財」になれることを忘れてはいけませんね。

 人材、人罪、人在、人財の意味の違い5つのポイント

  1. 人財とは
  2. 人材とは
  3. 人在とは
  4. 人罪とは
  5. 人財の枠に入るなら

Filed Under: 人材育成, 自己啓発 Tagged With: 人財




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