仕事をする上で「これがなければ日々がもっと平和なのに」と感じるリストの上位に「怖い上司の存在」が上がる人も多いのではないでしょうか?やたらと威圧的で小さなミスにも目を光らせ、隙を見せようものならここぞとばかりに叱責する上司を相手に萎縮してしまうこともあるでしょう。
でも怖い上司に萎縮してしまい、伸び伸びと仕事ができないのであれば、良い仕事などできるはずもなく、それがさらに上司を怒らせるきっかけにもなり悪循環です。このような怖い上司に対してはどう対処したらよいのでしょうか?
怖い上司のプレッシャーに負けない仕事術
上司というのは概して威厳のある存在で、部下への影響力を必要以上に誇示する上司が多いのも確かです。そんな上司に怖いという感情を抱くこともあるでしょう。適度な緊張感ならプラスですが、怖いという思いが強いと仕事にとってマイナスになります。
今回は怖い上司のプレッシャーに負けない仕事術をご紹介します。
1.命まで取られることはない
いくら上司が威圧的なのが憂鬱で怖いと感じても、「命まで取られることはない」と考えましょう。上司のプレッシャーから逃れられない環境にいると今の環境があたかもこの世で最悪なものだと感じてしまいがちです。
極端に狭くなった視野を広げるために、これが最悪ではないことを自分に言い聞かせます。そうすることで気持ちが楽になり、自ずと別の選択肢や対処法が見えてくることもあるでしょう。
2.期待に150%応える
上司というのは、自分のオーダーに応えられない部下に対して、「こいつは使えないやつだ」というラベリングをします。ここで大事なのは上司の期待にいつも100%応えようとすると消耗してしまうことです。それに100%を目指しても大抵の場合、上司にとってそれに満たないと感じる結果になります。そのことにより叱責の的となってしまうでしょう。
上司の期待に120%で応えると、怖い上司にとっては満足ですがあなたはただの使い勝手の良い人になってしまいます。
上司の用意したテーブルの上でプレイする限りは、上司の期待に振り回され続けるでしょう。ここから抜け出すためには上司の期待の150%の結果を見せつけることです。これを繰り返すことで上司はあなたに一目置き、威厳を振りかざすこともなくなるでしょう。
3.バンバン提案する
怖い上司に対して意見することはとても勇気のいる行為です。しかし、あえて罵倒されること覚悟で毎日提案をしてみましょう。些細な事でもよいので提案を思いついたらリストにしておき、折を見て上司に伝えに行きます。それが怖いときはメールでもよいでしょう。
怖い上司は受け身の人間に対してより態度を荒らげるものです。怖い上司に主体的な人間だと認識させることで、攻撃の手は緩むでしょう。
4.口角を上げる
上司に対して怖いという思いがあると萎縮してしまい、ついつい表情が暗くなって下を向いて話を聞いてしまいます。怖い上司とあなたのその陰鬱な雰囲気が、無意識に上司のイライラを加速させてしまっています。
これを避けるためにも、たとえ怖いと感じても口角や眉を上げて話を聞くようにし、少しでも明るい雰囲気を演出しましょう。そうすることで上司のイライラも減ることはもちろん、あなたの上司に対する怖いという思いも軽減することに気づくはずです。
5.怖い上司の懐に飛び込む
あなたの上司にたいする怖いという思いを根本から覆す方法があります。それは「上司を徹底的に可愛がる」ことです。たとえ怖いと感じてもめげずに上司の懐に飛び込みましょう。上司の趣味に自分も興味を持ち、上司の読んだ本は自分も読んでみます。できれば休憩時間には一緒に食事を取り、アフターファイブやプライベートでもご一緒してみるのもよいです。上司の良いところやチャーミングなところを見つけたら自分の中でいちいち感動しましょう。
上司への怖いという思いはコミュニケーション不足から生じている部分も多いので、怖いという思いを乗り越えてコミュニケーションをとることで、上司のあなたに対する認識と上司が怖いというあなたの認識は同時に書き換わるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
怖い上司が仕事に悪影響を与えていると感じるときは、上司にとっても決して心地よい状態ではありません。あなたのほうからこの状況を打破していくことが可能です。積極的に働きかけて、上司が怖いという認識を変化させましょう。
怖い上司のプレッシャーに負けない仕事術
- 命まで取られることはない
- 期待に150%応える
- バンバン提案する
- 口角を上げる
- 怖い上司の懐に飛び込む