あなたは今までに何か新しい製品や企画などを立ち上げたことがありますか?
ビジネス活動において、新企画を立てたり新製品を送り出すことをローンチもしくはロンチと言います。
ローンチとは、英語のlaunchを日本語に取り入れたものであり、ロケット打ち上げの「打ち上げ」にあたる単語です。成功するかどうかわからないことをはじめる時に使われます。それゆえ、ローンチを成功させるには、周到な準備が必要であると言えます。
どのようにすればローンチを成功させることができるのか、考えてみませんか?
目次
ローンチを成功させるための6つのポイント
新しい企画や製品などをローンチすること自体は簡単にできることですが、ローンチを成功させるとなると、しっかりとした準備が大切になります。
ローンチを成功させるための6つのポイントをご紹介します。
1.パートナーを持つ
企業やビジネスによっては一人で対応しなければならないこともありますが、可能な限り一人で行わず、パートナーを設定しましょう。自社内であっても、他社であってもかまいません。
上司や部下、同僚も含めた、第三者の意見やサポートを取り入れることで、ローンチの成功率を高めることができます。特に企業での活動の良いところは、チームで対応できることにあります。
例え単独で行わなくてはならない場合でも、家族や親せき、友人などの意見を取り入れるなど、第三者の視点を持つことは大変重要な事項です。
2.計画に余裕を持つ
新しいものごとを始める時は、ギリギリで動かすことが多くなりがちです。そのような条件であるからこそ、余裕を持った計画を立てることがローンチの成功への道になります。
期日に余裕を持つことはもちろんですが、仕様や中身に余裕を持つことも大変重要です。
ビジネスでは冗長になってはなりませんが、急がば回れともいうように、余裕も必要です。
3.ターゲットを明確にする
達成すべきターゲットなのかを明確にした上でローンチ計画を立てることが重要です。パートナーを持ったり、計画に余裕を持ったとしても、目標・ターゲットが明確になっていなければ、ローンチしても成功したか否か、判断がつきにくくなってしまいます。
新しいものをローンチしたものの、結果として反響が得られなかったり、売上に繋がらなければ、成功とは言えません。スタートすることがローンチの成功と勘違いするケースが現実には多くみられます。
ローンチ成功=ターゲット達成と言えるように、ターゲットを明確にしましょう。
4.ターゲットは適切か評価する
いざターゲットを決めたとしても、それがローンチに相応しいものであるのか否か、良く検討することが必要です。
自分では企画やアイディアがよいものだと思っていても、周囲に認められなければ、頓挫してしまいます。パートナーや第三者の意見を取り入れるだけでなく、一歩踏み込んで、評価を実施しましょう。
新しいものをローンチする際に、社内での規定があり一定の手順を踏まなければならない場合は、それに基づいて対応することになります。たいていは評価プロセスがありますから、それをしっかり行いましょう。
そのような規定や規格がない場合、関係者間でターゲットや企画に対する評価プロセスを設けましょう。客観的に評価をすることによって、ローンチを成功に近づけることができます。
5.責任の所在を明確にする
複数の関係者が関わると、役割分担をすることが必要となります。役割分担をし、それぞれの責任の所在を明確にしましょう。責任の所在が明確でない場合、ローンチの成功の可能性が低くなります。
ローンチを着実に成功させるためには、各々の役割分担とそれに伴う責任を明確にし、甘えや言い訳が出ないようにコントロールすることが重要です。
6.ローンチ終了後のフォローアップ
ローンチが完了すれば一段落するのは常のことです。しかし、間髪おかずにフォローアップをすることが成功へのポイントです。
ローンチはいわば、スタートラインについた状態であり、その成功はさらに先にあります。ターゲットに到達して初めて成功と言えるわけですから、ローンチ後のフォローアップが最も重要になります。
フォローアップとその結果の計画見直しは大変重要になります。
ローンチ後は、顧客や市場が相手になるため、思い通りにいかないことも多々発生します。そのため、ローンチ後の計画見直しは現実的に行うことが成功へのポイントです。
まとめ
いかがでしたか。新しいものや企画をローンチする時は、余裕のある計画を立てることが必要となります。
ターゲット到達のためにはローンチ後のフォローアップが大変重要であり、ローンチ後に適宜見直しをすることが求められます。近視眼的にならず、冷静にローンチを進めることが成功への鍵なのです。
ローンチを成功させるための6つのポイント
- パートナーを持つ
- 計画に余裕を持つ
- ターゲットを明確にする
- ターゲットは適切か評価する
- 責任の所在を明確にする
- ローンチ終了後のフォローアップ