マクロは便利な一方、ウイルスとして動作することもあります。そのため、セキュリティ設定はとても重要ですが、マクロを有効にするためにはセキュリティの設定を下げる必要があります。
有効にする一方以前Excelがやってくれていた安全性の確認を自分で行う必要があるため、使う側も知識を付けなければいけません。
マクロを有効にするには?
マクロは初心者でも比較的簡単に作れるため、エクセルファイルを用いたウイルスが作られたことがありました。そのため「xls」のファイル拡張子を廃止して「xlsx」「xlsm」に分けるなどの対応が取られました。
しかし、信頼できるマクロは有効にしても問題ないので、一時的に有効にする方法を解説します。
1.オプションを開く
オプションは「ファイル」タブにあります。
2.セキュリティセンターを開く
「Excelのオプション」ウィンドウが開くので、そこから「セキュリティセンター」→「セキュリティセンターの設定」とクリックします。
3.設定を変更する
マクロの設定はセキュリティセンターの「マクロの設定」にあります。
マクロを含むブックを開く時、有効にするか確認させるためには、「警告を表示して全てのマクロを無効にする」を選択します。
確認なしで有効にするためには「すべてのマクロを有効にする」を選択します。
今回はマクロが含まれているファイルのセキュリティ設定を変更しました。
実はマクロがいきなり起動するというのは、Workbook_Openプロシージャが設定されているからです。そのプロシージャ設定を無効にするだけなら、Shiftを押しながらダブルクリックして開くことで無効にできます。参考までに。