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マーケティングミックスを有効活用する10のポイント

2015年8月13日 by Gen

マーケティングミックスを有効活用する10のポイント

企業が売り上げや市場占有率などのターゲットを達成したり結果を高めたりするために、様々な手法を用います。その中でマーケティングのいくつかの要素の適切な組み合わせを用いることをマーケティングミックスと言います。いくつかの要素を一つの全体として考え、全体効果を得ることがマーケティングミックスの目指すところです。
この全体効果が得られるマーケティングミックスを有効活用するためのポイントを考えてみませんか?



目次

  • マーケティングミックス活用の10のポイント
    • 1.売り手視点と買い手視点を理解する
    • 2.プロダクト・製品を整理する
    • 3.プライス・価格を検討する
    • 4.プレイス・場所を見直す
    • 5.プロモーション方法を整理する
    • 6.カスタマーバリュー・顧客にとっての価値を考える
    • 7.コスト・価格は顧客の視点から
    • 8.顧客にとってのコンビニエンス・利便性を考える
    • 9.顧客側が納得するコミュニケーションにつとめる
    • 10.素早く短い周期でマーケティングミックスを行う

マーケティングミックス活用の10のポイント

マーケティングミックスは仕事を進める上で売上アップやターゲットに達成するために有効な手法です。もし思ったように成果があがっていないと悩んでいるのであれば、マーケティングミックスを上手く取り入れて活用できているか、見直してみませんか?

1.売り手視点と買い手視点を理解する

企業など売り手側の視点だけでなく、顧客など買い手側の視点を組み合わせることが、マーケティングミックスの有効活用には欠かせません。
古くは企業側の視点を軸に4Pとしてマーケティングミックスが考えられましたが、ターゲットセグメントである買い手に重点を置いた4Cを併せることがマーケティングミックスとして取り入れられています。

2.プロダクト・製品を整理する

売り手側の需要な要素として、どのような製品がターゲットなのか明確にすることは重要なポイントです。
対象製品を明確にしなければ、マーケティングミックスの有効活用どころではありません。売りたいターゲットの機能、性能、品質、デザインなどを明確にすることが第一歩です。その上で、信頼や好感度を与えることも忘れてはなりません。

3.プライス・価格を検討する

売りたい製品の価格は言わずと知れた重要な要素でありますが、マーケティングミックスでも同様です。単なる値付けだけでなく、価格体系や値引条件、支払い条件や方法などもその中には含まれます。商取引が複雑になっている現代であるからこそ、あらゆる可能性を検討することは重要なポイントです。

4.プレイス・場所を見直す

製品の販売方法も様々な形態が考えられるようになってきました。従来の販売ルートはさることながら、立地も考慮する必要があり、立地条件も刻一刻と変化していることを忘れてはなりません。
特に流通方法の変化は目まぐるしく、マーケティングミックスを有効活用するには、常に最新の情報をもって検討することが重要です。

5.プロモーション方法を整理する

こちらも従来の媒体や方法に加えて、新しいものが絶えず出てきています。特に一方通行ではなくインタラクティブな手段も多くなっていることから、ターゲットにあう手段を検討することはマーケティングミックスにおいて重要なポイントです。

6.カスタマーバリュー・顧客にとっての価値を考える

顧客が好意を抱くのは、製品やサービスそのものだけでなく、企業イメージやブランド力もその要素の一つです。日本製か外国製かなども、重要なポイントとなります。
他社より高い対価を払っても製品やサービスを購入してもらえるだけのブランドマネジメントを確立し、信頼や好意を得ることを考慮しましょう。マーケティングミックスにおいては、顧客が求める価値がどこにあるのかを踏まえることが重要になります。

7.コスト・価格は顧客の視点から

価格を決める際には、お客様が価値を得るために払うコストとして妥当と判断できることが重要です。企業は基本的に製品原価に経費や利益を上乗せ委することで、価格設定をすることが多いのが現実です。しかし、顧客が納得する価格を見出し、更に顧客が利便性を感じる支払い方法などを併せて検討することがポイントになります。
昨今見られるポイント制度などはその一つとしてあげられます。マーケティングミックスで価格は最も重視されるポイントですが、顧客の求める条件が低価格だけでなくなっていることを踏まえる必要があります。

8.顧客にとってのコンビニエンス・利便性を考える

まずターゲットとなる顧客の行動分析を行います。例として一般消費者が対象であれば、24時間オープンの店舗やカスタマーサービスや、対面での一対一を重視する訪問サービスなど様々な形態があげられます。
顧客の購買におけるTPOに見合った販路設計をすることで、短納期対応や品ぞろえ充実のためのサプライチェーン構築なども検討することが、マーケティングミックスにおいては重要な要素となってきます。

9.顧客側が納得するコミュニケーションにつとめる

様々な媒体があるだけに、上手く組み合わせをしてタイミング良くメッセージを発信することで効果が高まるのは十分に期待できます。その点で注意しなくてはならないのが、統一感あるメッセージを発信するために統合管理をすることです。
様々は発信があるために、そのメッセージが統一されていなければ、顧客に誤ったり異なった印象を与え、混乱をさせてしまう恐れがあります。それらをくみ取るためにも、顧客の声を正確に企業側に伝えることができる手段も必要となってきます。
双方向で素早いコミュニケーションが今まで以上にマーケティングミックスでは重要になっています。

10.素早く短い周期でマーケティングミックスを行う

マーケティングミックスから言えることは、製品の使用やビジネスモデルを通して、顧客に共感を得られるような価値提供を行う必要があるということです。
ソーシャルメディアやモバイルなど社会のデジタル化により、企業と個人の関係やコミュニケーションのあり方が大きく変わる中、マーケティングミックスは今まで以上にスピーディーに且つ短い周期で行われる必要があります。
顧客は企業に対して積極的にフィードバックし、企業は顕在化しているニーズを見抜くことで更に新しい製品やサービスに繋げるのです。


いかがでしたか。マーケティングミックスは古くからある手法でありますが、時代の変化と共に進化しています。この手法を有効に取り入れることで、企業活動の成果を高め、次のステージへつなぐことが可能となってきます。
ぜひマーケティングミックスを有効に取り入れ、効果的な事業活動を目指しましょう。

まとめ

 マーケティングミックス活用の10のポイント

  1. 売り手視点と買い手視点を理解する
  2. プロダクト・製品を整理する
  3. プライス・価格を検討する
  4. プレイス・場所を見直す
  5. プロモーション方法を整理する
  6. カスタマーバリュー・顧客にとっての価値を考える
  7. コスト・価格は顧客の視点から
  8. 顧客にとってのコンビニエンス・利便性を考える
  9. 顧客側が納得するコミュニケーションにつとめる
  10. 素早く短い周期でマーケティングミックスを行う

Filed Under: マーケティング Tagged With: マーケティングミックス




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