あなたは営業の際に、ただ名刺を渡すだけで満足してしまっていないでしょうか? せっかくの営業ツールである名刺のデザインを見直さずに同じものを使い続けることは機会損失といえます。
名刺は会話のきっかけであり、その人を表すものです。そしてなんといっても相手の懐に残るものです。本当に売上に繋げようと考えるなら、名刺の作り方にひと工夫必要です。とはいってもポイントさえ押さえれば誰にでも効果的な名刺を作ることができます。
では売上に繋がる名刺の作り方ではどのようなポイントに気をつけたらよいでしょう?
目次
売上に繋がる名刺の作り方
名刺は効果的な営業ツールです。あなたのことを表し、記憶に残すという名刺の効果が十分にあれば売上にも繋がるでしょう。そんな効果的な名刺にするには作り方に工夫する必要があります。
今回は売上に繋がる名刺の作り方をご紹介します。
1.業務内容は必ず載せる
あなたの名刺は業務の内容が記載されているでしょうか? 会社名役職名だけではあなたにどんな技術があり、何を提供できる人かがわかりません。あなたの会社の業務内容を必ず載せるようにしましょう。その際、自社製品にどんな特徴があるか、アピールポイントなども簡単に分かる内容ならなおよいです。名刺を見るだけで営業効果が出るよう作り方を工夫しましょう。
2.プロフィールを入れる
業務内容以外にもあなたの経歴や得意なことなどのプロフィールを載せて印象づけましょう。
プロフィールから営業経験や技術的な知識を持っていることが分かれば、お客様はあなたを信頼してくれます。裏面を利用した作り方でもよいのでプロフィールを充実させましょう
3.キャッチコピーで心をつかむ
ひとことで自分の業務姿勢や理念を表すキャッチコピーを載せ、インパクトを与えましょう。「お客様第一主義」などでもよいですが、できればありきたりでないオリジナルを考え、見たことのないキャッチフレーズでお客様の心をつかんでください。
4.名刺のフォーマットを工夫する
名刺の作り方で気をつけたいのがフォーマットです。オリジナリティがあり、存在感のある名刺のフォーマットであれば、他の名刺に埋もれずに済みますが、あまりに規格外の大きさや分厚さになるとお客様の取り扱いに支障をきたし、ネガティブな印象を与えかねません。
名刺入れに収まる範囲内でインパクトがあって機能的なフォーマットを選びましょう。例えば二つ折りや三つ折の作り方であれば業務内容やプロフィールを十分に載せることが可能です。
5.顔写真を入れる
大量の名刺のなかから当人を思い出すのは至難の業です。せっかくの名刺というツールをリマインダーのためのツールとして活かすには、名刺に顔写真を掲載するのがよいでしょう。
顔写真があるだけでずっと思い出してもらえる可能性が高くなります。
6.導線としての名刺の作り方
名刺自体に基本的な情報を載せるのは大事ですが、ごちゃごちゃした感じを与えないためには詳細まで載せるわけにはいきません。
売上に繋げる名刺の作り方として頭に置いて欲しいのが、名刺がホームページや直接の繋がりのための導線として機能するかどうかです。そのためには「連絡が取りたい、ホームページをチェックしたい」と思ってもらえるような内容になっていることが大切です。
商品や営業マン自身の素晴らしさや、期待感を感じてもらえるような洗練されたビジュアルを追求しましょう。
7.名刺のデザインを変更する
自分の直感に頼らず名刺のデザインを刷新し続けることが、売上を上げる名刺の作り方として大事なのことになります。理屈ではなくこまめに名刺のデザインや内容をマイナーチェンジして実際に売上に繋がると思われる要素を追求していきましょう。
一般論よりもあなたのスタイルにあった名刺の作り方を見極めてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
名刺はすぐれた自社サービスや商品への導線です。でも作り方によってはただのコレクションの一部となってしまうことも事実です。インパクトがあって売上に繋がる名刺の作り方を意識して自分なりに工夫してみましょう。
売上に繋がる名刺の作り方
- 業務内容は必ず載せる
- プロフィールを入れる
- キャッチコピーで心をつかむ
- 名刺のフォーマットを工夫する
- 顔写真を入れる
- 導線としての名刺の作り方
- 名刺のデザインを変更する