就職活動をするなかで、何回か面接を受けることになります。
この面接を得意とする人がたまにはいるかもしれませんが、多くの人は面接のたびに緊張をするものです。
緊張すると、それまで考えていたことや整理していたことが思うように話せなくなり、失敗したという経験のある人も多くいます。
面接の時にリラックスして、普段通りの自分を出すことができる人は一体いるのでしょうか?
目次
面接の時の緊張を和らげる6つの方法
就職活動の面接では、誰もが上手くいくことを狙いますが、なかなか思った通りに行かないものです。
これは、面接の時に緊張することから、思っていたことを話せず、採用にならなかったと考えるからです。
今回はあなたに合った仕事を手に入れるための、面接の時の緊張を解きほぐす6つの方法をご紹介します。
1.できるだけ遠くをぼんやり眺める
面接を待っている時から緊張は始まっています。特に待合室に複数人いる時は、ついつい他の候補者のことが気になり、緊張感はますます高まってしまいます。自分の順番が来るまでに、如何にリラックスして時間を過ごせるか、大変重要な要素になります。
可能ならば、窓の外などできるだけ遠くをぼんやりと眺めてください。特に青空や樹木や草木など、青や緑が見えるようなら、それらを眺めることをお勧めします。青には緊張を解きほぐす効果があり、それに近い緑も類似の効果が期待できます。
2.深呼吸をして肩の力を抜く
人は緊張していると体自体が硬直しています。手っ取り早く緊張を解きほぐすには、深呼吸をして物理的に体の硬直を緩め、心の緊張も緩めます。心と体は密接に関連をしており、マッサージなどで固くなった体をほぐすと、心もリフレッシュすることが代表例です。
深呼吸する時に、肩の上げ下げを数回繰り返すことをお勧めします。
3.大きな声であいさつをする
声を出すことも難しいとなると、緊張度合はかなり高まっている証拠になります。
大きな声を出すことは、元気な印象を与えるというメリットもあります。また、自分の声を聞くことで、脳が刺激されるため、その後の面接での受け答えによい効果があります。
4.相手の目を見る
緊張していたり自信が無かったりすると、面接官の顔を見ることすらおぼつかない、ということになってしまいます。それでは相手に対して良い印象を与えることもできないことになります。
しっかりと面接官の目を捉え、あなたの面接に対する意欲を見せてください。面接官と目と目が合えば、心と心が通じ合うものです。心が通じると、面接官に対する親近感も芽生え、面接官もあなたに対して近づきを感じ、緊張感も和らぐことに繋がります。
5.メモをとってもよいかを尋ねる
面接の場でいきなりメモをとって良いか聞くことは少々気が引けるという人もいるかもしれません。面接官は自分が相手を評価するつもりでいるのですが、逆に相手がメモを取りたいと言った時に、自分の会社のことも評価されるのだ、という意識をもちます。
まず、メモをとることは不可といわれることはあまりありませんし、むしろ社会人として面接で説明された会社概要についてメモをとる姿勢は評価されるものです。
自分からの申し入れをすることで、一方的に面接されるのではないという立場になり、緊張も緩和されることになります。
6.普段の自分を見せる
自分に自信をもって面接に挑みましょう。ありのままの自分を表現することが重要で、背伸びしたり恰好をつける必要はありません。むしろ、普段と違う自分を見せようとすることで、余計なプレッシャーを与えるため、緊張に繋がってしまいます。緊張を乗り越えて、自分を良く見せて入社した場合、期待していた姿とは異なるあなたに対して、採用側は問題を感じることになります。
あなたも期待されていることに応えられないという事実に、苦しい思いをすることになります。お互いに不幸な思いをしないためにも、自分の能力を信じて、できるだけ普段の自分を見せるように心がけてください。これが、よけいな負担から緊張を軽減することに繋がります。
いかがでしたか? 面接で緊張するのは普通のことですが、極度な緊張状態を解きほぐすことは重要です。そして適度な緊張感をもって面接に挑むことは、良い結果を生み出します。
なぜなら面接は、本来のあなたを表現し、適した仕事に巡り合うための大切な機会であるからです。
まとめ
面接の時の緊張を和らげる6つの方法
- できるだけ遠くをぼんやり眺める
- 深呼吸をして肩の力を抜く
- 大きな声であいさつをする
- 相手の目を見る
- メモをとってもよいを尋ねる
- 普段の自分を見せる