疲れ知らず負け知らずでキャリアの階段を上り続ける人達がいます。いったい何が彼らを突き動かすのか、凡人との違いは何かと考えたことはあるでしょうか。
彼らは一様に確固たる心構えを持っています。この心構えこそがぶれない軸を作り、前に突き進むの原動力となっているのです。
心構えは仕事のスタイル、人生のスタイルそのものとも言えます。心構えを持って仕事をすることは決して楽なことではありませんが、かといって過剰に自分や周りの人に負担をかけているわけでもありません。
彼らはどんな心構えを持って仕事に挑んでいるのでしょうか?
前進し続ける人の心構えの特徴
仕事に対する心構えをしっかりと持っているでしょうか?
心構えを持つことで仕事の軸が明確になり、責任感を持って仕事に取り組めます。前進し続ける人はみな、仕事に対する心構えを持っています。
ここでは彼らの持っている心構えの特徴を5つご紹介いたします。
1.ワークライフバンスを保つ
できるビジネスマンはバリバリ遅くまで働くイメージがありますが、決してパートナーとの関係や自分の私生活を犠牲にしているわけではありません。
人一倍忙しいなかでこうしたことが可能なのは「ワークライフバランスを保つ」という心構えがあるからこそです。
ワークライフバランスとは定時に帰ることや休みをきっちりとるということではなく、「今の自分にとってどれくらいの労働時間が適切か」を考慮したバランスです。
休みなく働く必要がある時期があったり、そのために家族にも会えない時期もある一方で、長い目で見たときに、自分や大切な人の幸せを最大化することができる時間の使い方を意識しているのです。
2.付き合いを厭わない
人脈はどのようにつながっているかわかりません。仕事とプライベートは別だという意見もありますが、仕事ができ前進し続ける人の多くは、公私混同の心構えを持っています。
仕事は人生をかけて取り組むものでもあり、そこにプライベートとのはっきりとした線引きなどありません。当然重要な人とは休日を使ってでも仲を深めますし、オフィスよりもリラックスした空間のほうがずっと深いコミュニケーションが取れます。
公私混同の心構えがあれば、仕事での付き合いもむしろ楽しむことができます。
3.仕事の満足度を高める
前進し続ける人は、同僚にも上司にもお客様にも「モテ」ます。なぜなら仕事の満足度を総合的に高めることを心構えとして仕事をしているからです。
売って満足ではなく、部署としての成長やお客様にも心から喜んでもらうことも、彼らの心構えには含まれています。
真剣に、お客様のこと、会社のこと、商品のことを考え、満足度を高め続けることを常に心構えとして持っているからこそ、誰からも信頼され、慕われる存在となれるのです。
4.人間関係にひきずられない
仕事で問題になってくるのが人間関係の問題。ギスギスした関係やドロドロした関係だけでなく、ベタベタした人間関係も落とし穴です。
前進し続ける人は、居心地のよい人間関係にひきずられて大きな仕事のチャンスを逃すようなことはしません。それは心構えとして「人間関係にひきずられない」というものを持っているからです。
最良の敵は良、チャンスがあれば馴れ合いの職場もすぐに離れる心構えでいるのです。
5.自分の強みを磨き続ける
前進し続ける人は、「自分の強みを磨き続ける」ことを心構えとして持っています。
彼らは、自分自身の市場価値はどれくらいかを常に厳しく監視しています。日進月歩の現代で、今日の価値が明日には地に落ちるということも珍しくありません。そうならないためにも、止まることなく、精進し続けるという心構えでいるのです。
前進し続ける人は生涯現役で、年齢や役職に関係なく、最新の技術、誰にも負けない知識を持つ分野があり、そのような強みを常に磨き続けています。
まとめ
いかがでしたか?前進し続けるにはそれなりの心構えが必要だということを理解していただけたかと思います。
しかし、これが負担になっているわけでは決してありません。心構えを持つことで大きな成果を上げ、結果として幸福度増大や自信にもつながっていくのです。仕事の心構えを持ち、軸を持つことで、人生の質までもが上がっていくでしょう。
前進し続ける人の心構えの特徴
- ワークライフバンスを保つ
- 付き合いを厭わない
- 仕事の満足度を高める
- 人間関係にひきずられない
- 自分の強みを磨き続ける