あなたはどんなマインドセットを持って仕事に臨んでいるでしょうか?
マインドセットとは「思考の枠組み」「思考の習慣」のことで、このマインドセットを前向きなものにすることで、仕事での成功を手に入れやすくなります。仕事ができる人が常に成功を勝ち取るのは、能力だけでなくマインドセットが大きく関係しているのです。
仕事ができていつも自信にあふれている人はマインドセットもポジティブで力強いものです。仕事ができる人のマインドセットとはどのようなものでしょうか?
仕事を成功に導くためのマインドセット
思考の習慣というのは知らず知らずのうちに身についているものですが、変えられるものでもあります。早い段階で仕事を成功に導くためのマインドセットを身につければ、立てた目標を前倒しで達成する確率はぐっと高くなるでしょう。
できる人のマインドセットに学べればあなたも能力を存分に発揮できるでしょう。仕事を成功に導くためのマインドセットをご紹介します。
1.失敗を前向きに捉える
仕事ができる人は、失敗を成功のためのひとつのステップとして捉えるマインドセットを持っています。凡人は失敗を重ねるほど気分が重くなり、「自分には能力がない」と思ってしまうことでさらに成功からは遠のきます。
仕事のできる人は、最終的にうまくいくことがわかっているので、失敗しても「これを活かして次こそは」と挑戦を続けます。このマインドセットがあるからこそ、大きな仕事にも、リスクを恐れることなく取り組むことができるのです。
2.今できることを丁寧に
できる人は仕事ひとつひとつが丁寧です。時間が差し迫った時に、質を落として書類を完成させようと考えるのではなく、最後まで丁寧な仕事を徹底するマインドセットを持っています。
普段から、書類ひとつひとつにも丁寧で質の高い仕事ぶりが表れているため、一見効率が悪いと感じられても、粗い仕事がもとミスをすることがなく、効率よく仕事ができます。今できることを丁寧にするというマインドセットが、安定感のある落ち着いた人格を作り、周りからの信頼を集めるのです。
3.前提を疑う
仕事を続けていくうちに、自分の必勝パターンができていき、生産性の高い仕事ができてきます。また、会社の慣習やナレッジも、それが今までうまく作用してきたからこそ、従うことで大きな価値が生み出せます。
しかし、中にはそうではないこともあります。普通の人であれば「こんなはずはない」と前提を疑うことなく、何度も同じ失敗を繰り返してしまいます。前提を疑うことは勇気のいる行為なのです。
ソニーはウォークマンで成功し、その後もコンシューマーに愛される製品を作り続けてソニーブランドを築き上げましたが、今はそこにこだわらずCCDカメラの部品を作ることで業績を伸ばしています。
同じように仕事ができる人は、いままでの成功パターンを解体し、一から仮説を立てるマインドセットを備えているからこそ、周りの抵抗を押し切って会社を新たなステージへと導くのです。
4.課題解決方法を考える
仕事ができる人は「自分にできるか」ではなく「どのようにしたらできるか」を常に考えるマインドセットを持っています。
他人の評価が気になり、できる範囲のことを計算して慎重に仕事を進めるのが凡人ですが、それではリスクは少なくても成長のチャンスも逃してしまっていることになります。課題が難しいもので今までの自分が発揮したことのない能力を発揮する必要があればそれをチャンスと捉えます。
挑戦しつづけるマインドセットを持つことで、気づくと予想していたよりはるかに高いスキルを身につけた自分がいるでしょう。
5.生産性を高める
達成すべき目標の期限に対して、やるべきことはとても多いです。仕事ができる人はみんな、前倒しで達成することがマインドセットのなかに組み込まれており、1日1分たりとも無駄にせず効率のよい働き方を身につけています。
時間当たりの仕事量を最大化するためのマインドセットを常に持っておきましょう。自分にプレッシャーを与えて今の仕事の質を落とさずにスピードを上げます。
ポジションが高くなるほど仕事の量が増えていくでしょうから、生産性を高めて目標を最短で達成し続けるマインドセットで仕事を行いましょう。
まとめ
いかがでしたか?
目標を高く持ち、常識にとらわれず挑戦し続けるためのマインドセットを持てば成功は確約されています。言葉でいうのは簡単ですが、いざ現場で実践するとなると並大抵のことではありません。だからこそ仕事を成功へ導くためのマインドセットには価値があるのです。
仕事を成功に導くためのマインドセット
- 失敗を前向きに捉える
- 今できることを丁寧に
- 前提を疑う
- 課題解決方法を考える
- 生産性を高める