仕事をサボり怠けてしまった経験がありませんか? ついつい勤務時間中に、街中で郊外で、仕事をサボり後ろめたい思いをしたことがある人は多いものです。
自分はサボりをしたことがなくても、仕事をしているであろう時間帯に、昼寝をしている人を見かけたことがある人も少なくないはずです。外勤しなくても、内勤をしながらPCの前に座っているだけで、仕事と関係ないことをしている人もいます。
営業マンが仕事をサボらない環境を作り出すのには、どのようにしたらよいのでしょうか?
営業マンがサボりをしないための6つの工夫
仕事をサボりたい欲求は、営業マンに限らず仕事をしている人にはついて回るものです。その中で特に営業は長距離マラソンのようなものです。
サボりをするかしないかは、どれだけ自己管理ができるかが勝負どころですが、人の意思は弱いものです。営業マンが仕事をサボりにくくなる6つの工夫をご紹介しましょう。
1.目標とやることを明確に
営業として、自分であげた目標であろうが与えられたノルマであろうが、やるべきことが分かっていれば、それを明文化することです。
外勤する時は、やるべきことを達成するために訪問する場所と時間を計画することが大切です。
内勤の時は、電話やメールでのやり取りをする相手をリストアップし、確実にリストを潰していくことがよいでしょう。
計画を立て、目に見える化を行い、やることイメージをつかみやすくし、そして進捗が誰にもわかるようにしましょう。
第三者の目があると、営業マンもサボりにくいものです。たとえサボりをしている営業マンも、気まずくなる環境を作ることが有効です。
2.周りの協力を仰ぐ
上司でもアシスタントでも、他の部署の人でもかまいません。営業マンの行動内容が誰にもわかるようになったら、営業マンにいろいろ声をかけていきましょう。営業マラソンの伴走者をつけ、サボりの隙を与えないようにするのです。
外勤の営業マンであれば、その場所や相手の担当者のこと、訪問先のそばのおいしいお店のことでもかまいません。
内勤営業マンであれば、相手会社の担当者の電話での話し方や、メールの特徴など、些細なことでよいのです。
周囲が関心を持っているとなると、営業マンはサボりをするわけにはいかなくなってきます。サボりをすることの罪悪感を感じ始めたら、こちらのものです。
3.進捗をほめ、一緒に喜ぶ
なかなか相手と面会ができない、電話での連絡が取れない、メールの返事が返ってこない、という経験をしている営業マンは多いものです。このようなことが続くと、ついついサボり癖がついてしまったりしますが、反対に何回もトライをしてようやく会うことができたり、連絡が取れた時は、それだけでもうれしいものです。
上手くいっていない時は励ますことが継続させるためには大切です。小さな一歩でもうまく行った時は、ほめてあげることが重要です。そして、自分のことのように一緒に喜んでください。これがサボりをせずに頑張った営業マンへのご褒美になります。
4.成功体験をする
小さな一歩でも進めることができれば、あとはその繰り返しを続けていく環境を作りましょう。
上手くいかない時は、一緒に悔しがることも必要です。そして最後には最初に建てた目標を達成することで、成功体験を知ることが重要です。
当然ですが、成功した人にはその成果に見合った評価をしてください。サボりせずに頑張ったことで満足感が得られることが大切です。
5.競う相手を見つける
営業マン同士で競う環境を用意しましょう。周りの応援や支援は大切ですが、最後は営業マン自身のやる気のありなしが、成果に大きく影響を及ぼします。自己管理を幾らしっかりしても、比較する相手が無ければ、ゆるい管理になってしまいがちです。
競争相手をもつことで、切磋琢磨することができるようになります。
相手の状況を知ることで、サボりをする暇など無くなってしまう環境を作り上げるのです。
6.息抜きの時間を持つ
息抜きとサボりは同じことのように見えるかもしれませんが、営業に限らずどんな仕事でも息抜きは必要です。ゆとりをもって肩の力を抜いた時に、良いアイディアが浮かんだりすることはよく知られています。
営業マンも相手とのやり取りを円滑にするために、いろいろな話題において会話ができるとよいものです。そのためには、色々な経験をしたり、勉強をすることも必要です。
営業に直接関係なくとも、相手との円滑なコミュニケーションに必要な経験や知識を得ることも仕事のうちなのです。一見サボりに見えるかもしれませんが、周りが理解を示すことが必要です。
いかがでしたか。
営業マンのサボりをなくすためには、営業マン個人に任せるのではなく、周囲の理解をサポートが大切です。
もちろん、営業マン本人の自己管理能力が不可欠なのは言うまでもありません。どんな優秀なマラソン選手も一人の力で完走するのではないことと同じなのです。
まとめ
営業マンがサボりをしないための6つの工夫
- 目標とやることを明確に
- 周りの協力を仰ぐ
- 進捗をほめ、一緒に喜ぶ
- 成功体験をする
- 競う相手を見つける
- 息抜きの時間を持つ