あなたはいつか社長になりたいと思っていますか?昨今は責任ある職につきたくないという人も増え、社長どころか管理職になることを避ける人も見られます。
しかし、組織のトップである社長になるにはどのようにしたら良いのかと、常に考えている人もいるものです。誰でも社長になれるものではなく、反対になりたくないと思っていても、社長としてふさわしいと周囲に求められる人もいます。
では社長になるには、どのような資質が必要とされるのでしょうか?
社長になるには必要不可欠な6つの資質
社長になるにはいくつもの要素が揃っていなければなりません。その中でも特に組織の上にたつ社長としての資質は重要な要素であり、これは社長に限らず組織の長にも求められるものです。
ここでは社長になるために必要とされる6つの資質をご紹介します。
1.社長になるには人気が必要
人気が必要といっても、社員などから人気があるだけを意味しているのではありません。社員が皆、この人のためになら頑張ろう、であったり、この人のいうことなら信じていこう、というようなカリスマ性とも言おうか、社長になる人の懐の深さ、器の広さを意味します。
社長になるには、社員全員に自分のビジョンを理解させ、ベクトルを合わせて進んでいくだけのカリスマ性もしくは人気が必要です。昨今は人気のある経営者や社長などはSNSを通じて情報発信をすることで、自社の社員に自分の考えを伝え、共感を得ることも、社長になるには重要なツールといえます。
2.創造力が社長になるには必要
社長になるには、自分で道がない道をどちらに進むのか決めながら進んでいくことが求められ、どのような要素が必要であり、なぜ必要であり、どのように得るのかも含めて自分に行うことような、創造力が求められます。
他の人や前の人と同じことをしていたのでは、前に進んだとしても競争社会を勝ち抜けません。世の中にないものを生み出したり提供するだけの創造力を持ち合わせることが、社長になるには必要です。
3.問題解決力が重要
事業を行っていれば、何らかの問題には遭遇するものです。その問題を解決する能力は、社長になるには必要不可欠な資質といえます。問題解決力が優れているということは、問題の本質を瞬時に見抜き、その対策を考えることができるということです。
問題が発生しても、うろたえるだけで他人任せにしてしまうようでは、社長になるには役不足です。問題発生時こそ、リーダーシップを発揮して、問題解決力を見せつけましょう。
4.社長になるには判断力
会社のトップとなれば、様々な決済を求められる立場にあります。一つ一つ十分に時間をかけることができればよいですが、社長ともなれば膨大な量の承認を任されることになってしまいます。短時間で多くのことに対しても判断をつけることが求められます。
社長になるには様々な問題を解決することができることも求められています。
5.実行することは大切
様々な事項や項目を見直し、問題解決のために新しく計画を立案したものの、実行されなければ何も変わりません。計画や案を判断したら、実行する力が社長になるには必要です。どのようなことも、実行するには、パワーと時間を必要とします。
社長になるには多くの資質が求められますが、最後は実行して結果を出すことが重要です。カリスマ性があったり、創造力があって、問題解決をするだけの判断力があっても、最後は実行した先にある結果なのです。
6.人を巻き込む力が不可欠
社長になるには様々な資質が必要なことは明らかですが、本当に最後に欠かせない資質は、人を巻き込む力です。社長は企業という組織の長として、尊敬を集め、新しいものを開拓し、発生する問題を解決しながら、様々な事案に対して判断を行い、必要なことを進めていきます。
しかし、これらのことを一人で行うことは不可能に近いのです。そこで、社長になるには、人を巻き込む力を用いて、自分の腹心を作るのです。その腹心となった賛同者は、社長の考えをくみ取り、社長の代行的な活動や行動をするのです。どのようなことも人一人ではできないことをしっかり理解し、人を巻き込んでいきましょう。
まとめ
いかがでしたか。
社長になるには、社長なりの資質が必要ですが、これは各組織の長にも共通した資質と言えます。
どれも社長として一般的な資質といえますが、この6つの評価軸をもとに考えていくことが、強化すべきポイントを明確にします。社長になるには多角的に磨きをかけることが必要です。
- 社長になるには人気が必要
- 創造力が社長になるには必要
- 問題解決力が重要
- 社長になるには判断力
- 実行することは大切
- 人を巻き込む力が不可欠