リーマンショック以降、日本も転職氷河期に突入していましたが、やっとここ最近その影響も薄れてきて、求人数も徐々に上昇してきた事により、今現在の仕事を辞める選択をして、転職をしよう考える人が多くなってきました。
転職をしようと考える人は、求人数が増えたと言う理由だけで仕事を辞める訳ではなく、新しい環境へ移る事によるデメリットが発生してでも、仕事を辞める理由が必ず存在しているのです。
転職することにより大変な思いをしてでも、仕事を辞める決意に至った理由とは、どんなものがあるのでしょうか?
みんなはどんな理由?仕事を辞める5つの訳
会社に入社したら、定年までやめることなく働く終身雇用が当たり前だった時代から、今は仕事をドンドン移り変わる転職志向の時代になり、多種多様な理由で仕事を辞める人が増えてきました。
では、みんなはどんな理由で仕事を辞めるのでしょうか? 今回は、一般的に良く聞く仕事を辞める理由を5つご紹介します。
1.人間関係が一番多し
仕事を辞める理由で、一番多いと言われているのが、職場での人間関係に疲れたケースです。同僚や上司との人間関係が崩れてしまうと、精神的ダメージを強く受ける為、最悪の場合、メンタルの病気になって会社自体続けられない人も多くいます。
社会にはいろんなタイプの人間がいます。中には自分に合わない人がいて当然で、業務は業務と割り切って、ある程度の我慢をすることも必要ですが、我慢のし過ぎは心身共にバランスを崩してしまう為、早期に仕事を辞める方向に考える事が、自分の為と言えるでしょう。
2.ライフスタイルに合わせて
仕事を辞める理由として最近多く聞くのは、自分のライフスタイルに合った働き方をするためと言う人も増えてきています。
なかなか自分の時間が持つことができないのが、古くから日本に残る勤怠事情です。残業・休日出勤して当たり前と考える企業は、今も後を絶ちません。そんな職場で勤務に就くより、仕事を自由に選択できる今、自分のライフスタイルに合った仕事へ移る傾向が強くなってきているのです。
プライベートを充実させることによって、仕事に対してのモチベーション上がり、良い結果に繋がる事も周知が認める事実です。その為にもライフスタイル重視が理由で、仕事を辞める事は今では当たり前の選択肢と言えるでしょう。
3.やり甲斐を見い出せない
仕事に対して、やり甲斐を感じられないと言う理由で、仕事を辞める人も後を絶ちません。
人間はロボットではないので、毎日同じ作業を淡々と行ったり、自分自身でその仕事に対して魅力を感じられないと、長く働く事は困難です。仕事を長く続けるには、ある程度の刺激や喜びを感じることが必要なのです。
しかし、仕事に対してやり甲斐を感じられるかどうかは、自分の考え方一つで変えられることもあるのです。もしやり甲斐を感じられないと言う理由で、今現在仕事を辞める事を考えている人は、即行動は取らずに、今一度冷静になって、自分の仕事に対する考え方を見直してみる必要もあるでしょう。
4.評価と給与の格差
仕事を長く続けていくと、責任がどんどん増えていきますよね。責任あるポジションに居られるというのは、会社からの信用も厚いので喜ばしい事です。しかし、会社側は人件費を抑えるために、そういった責任あるポジションに就いたからと言って、それを給与に反映してくれる企業は、ほんの一握りにすぎません。
そういった矛盾点を感じた理由で、会社を辞める人も多くなってきています。
言葉で評価を受けることは確かに必要です。仕事に対してやる気にも繋がりますし、認められた気持ちは自分の自信にも繋がります。
しかし、私たちが仕事をする本来の理由は、収入を得るためな訳ですから、評価=給与査定に繋がらないと、やる気が失せる気持ちに繋がるのも確かです。
同じ業種なら、給与がいいところへ移る事は、今の時代珍しい事ではありません。当たり前になった転職事情で、仕事を辞める正しい理由の1つと言えるでしょう。
5.スキルアップしたい
仕事を辞める理由の中には、自分自身の仕事をスキルアップするために職場を移る選択をする人も多くいます。
同じ場所に長く務めた場合、その枠の中でしかスキルが身に付きません。しかし同じ業種を渡り歩くことによって、その場所その場所でやり方や考え方が違う為、仕事に幅ができ知識を豊富に得られることができるです。
自分の将来のために、前向きな理由で仕事を辞めるのも、今の時代の特徴と言えます。
いかがでしょうか?
仕事を辞める理由には、いろいろな考え方がありますが、仕事を辞めて新しい場所へ移り変わった場合、人間関係を新たに気付いたり、一番下の立場になったり、年収が減ったりなどデメリットが必ずついて回ります。
その事まで考えた上で、今の仕事を辞めるか否かの選択は、慎重な行動をとるようにしましょう。
まとめ
みんなはどんな理由?仕事を辞める5つの訳
- 人間関係が一番多し
- ライフスタイルに合わせて
- やり甲斐を見い出せない
- 評価と給与の格差
- スキルアップしたい