あなたは専門家のアドバイスが必要だと感じたことがありますか?仕事において経験を積めば積むほど、より専門的な知識が必要になってくるのではないでしょうか。
現代は情報で溢れかえっています。その中には、正しい情報もあれば、誤った情報であったり、古いものも最新のものも雑多に存在します。それらの情報の精度を判断することは、とても難しいことです。
このような現代のビジネスシーンでは、専門家のコンサルテーションが重要になってきます。コンサルテーションを取り入れて有効利用することで、ビジネスを成功に導きませんか?
目次
コンサルテーションを活用法する際の7つのポイント
コンサルテーションを活用するとなると、抵抗のある会社や組織もまだ多く存在します。しかし、複雑な情報のあふれる現代では、コンサルテーションを活用することで、ビジネスを有利に進めることができます。
コンサルテーションを活用する際の7つのポイントをご紹介します。
1.コンサルテーションが必要か考える
コンサルテーションを活用する場合、まず本当に必要か否か、よく考える必要があります。
活用すれば、全てうまくいくと信じてしまったり、甘えてしまう場合がありますが、魔法の杖ではありません。本当に必要としていなければ、せっかくのコンサルテーションを有効に活用することはできません。
大切なのは、本当に必要とするところまで自分たちが到達しているのか?ということです。最初から答えを求めるような考えでは、効果は期待できません。あくまでもコンサルテーションは、自ら答えを見つけるための手助けであることを理解することが大切です。
2.専門家を見つける
どのような事案にコンサルテーションを使うのか、その専門性によって、適切なアドバイスを提供してくれる専門家を見つけることが大切です。コンサルテーションを有効活用する際の鍵は、誰に依頼するのかにかかっています。ここは時間をかけてもよいので、慎重に選ぶことが必要です。
専門家を見つけるのには、紹介を利用すると良いでしょう。紹介してもらうあてがない場合には、金融機関などの担当者などに相談することをお勧めします。なかなか紹介をしてくれない金融機関もありますが、信用にかかわる商売をしているところからの紹介は比較的安心です。
3.複数のコンサルテーションを比較する
コンサルテーションを依頼する候補は、少なくとも2か所以上、検討をしましょう。
比較の際は、コストも大切ですが、どのような内容を期待できるかを考えましょう。専門家によるものであれば、どこでも同じような提案になる可能性は大いにあります。その中で、独自の観点や情報源を持っているかどうかを見極めましょう。
その上で最後に重要なのは、コンサルテーションを提供する専門家との相性になります。人には多かれ少なかれ、相性やフィーリングというものがあり、数字などでは表せないものがあります。最大限の効果を引き出すためには、相性の良い専門家を使うことです。
相性が良ければ、求めている内容についてもより的確に理解されることを期待できるのです。意外かもしれませんが、甲乙つけがたい専門家にであったときには、最終的に直感を信じても良いものです。
4.自分の状況をくまなく説明する
良いコンサルテーションを受けるためには、自分の状況を事細かく説明することが必要です。
専門家は、その課題においては知識も経験も豊富にあります。そのため、一部の状況だけでも、十分なコンサルテーションを提供することができます。しかし、的確な情報に基づいて行わなければ、的外れな結果に終わってしまいます。
良いコンサルテーションは、自分の状況にあったアドバイスであり、他のケースと同じような一般的な正解を求めているのではありません。相手はプロですから、材料となる情報に基づいて、自分が正しいと信じることをアドバイスします。全ての情報を伝えて自分が求めていることを相手に理解してもらい、有効なコンサルテーションとなるようにしましょう。
5.コンサルテーションの期間を決める
自分の求めていることに対する情報を提供したら、コンサルテーションを受ける期間を明確にしましょう。
コンサルテーションを提供する側は、得られた情報をもとに、コンサルテーションをするためにはどのくらいの期間が必要か見えるはずです。相談してこちらの要望とすりあわせ、最適な期間を設定しましょう。期間を限定することなく開始すると、満足した成果が得られないうちに時間ばかりが経過してしまうことになりかねません。
良いコンサルテーションは、得られる結果だけでなく、そのタイミングも重要になってきます。いつまでにコンサルテーションを完了するのか、必ず合意をしましょう。
6.成果報酬にする
コンサルテーションを受ける場合、期間がさほど長くなければ、成果報酬方式で契約を結びましょう。時間制や前払いとなると、有効な成果が出ないままに、時間だけが経過してしまうことに繋がります。
専門家といえども人間ですから、報酬を得るためには懸命に対応します。先に報酬を受けていれば、モチベーションを維持する思いも若干弱くなってしまうこともありえます。また、時間制にすればダラダラとしてしまう可能性がないとも言えません。
信用が大事なコンサルテーションであるからこそ、成果報酬方式を求めてください。
7.最後は自分で決める
コンサルテーションを依頼する専門家を自分で決めたのと同様、コンサルテーションを受けた結果、最終的な決断は自分や自社で行うことを忘れてはなりません。
専門家によるコンサルテーションはあくまでも参考情報です。コンサルテーションを踏まえた決断をしたところ、失敗してしまったとしても、コンサルテーションで提供された情報に誤りがない限り、それはコンサルテーションをした専門家の責任ではありません。
責任は自分にあること、そしてコンサルテーションを選んだのも自分であることを忘れてはなりません。
まとめ
いかがでしたか。コンサルテーションを使えば、楽に成功を手に入れられると考えてしまう人もいますが、コンサルテーションは万能薬ではありません。
コンサルテーションをしっかり管理し使いこなすことが求められます。自分の目標を明確に持ってコンサルテーションを活用し、成功へ繋げましょう。
コンサルテーションを活用法する際の7つのポイント
- コンサルテーションが必要か考える
- 専門家をみつける
- 複数のコンサルテーションを比較する
- 自分の状況をくまなく説明する
- コンサルテーションの期間を決める
- 成果報酬にする
- 最後は自分で決める