やる気が起きなければ、仕事に身が入らなくなります。やる気を起こすような名言は、不思議なことにスッと体の中に入り、気持ちが軽くなることが多いようです。
夏の暑い季節や、冬の寒さが厳しい季節、また人々が長期休みに入るような時に仕事をしていると、仕事に身が入らなくなることも、あるでしょう。仕事が嫌いな訳ではないけれど、どうもやる気が起きない。うつ病などになってしまう人も、最初はこの程度のやる気がおきないという症状が起きます。
一歩病気に踏み込んでしまう前に、やる気を上げる名言をご紹介しましょう。
目次
仕事のやる気がアップする10の名言
人はやる気が起きないと、すべての事が悪い方向へ進みがちです。例えば、やる気が起きなくて気分が乗らないときは機嫌も悪くなりやすい。機嫌が悪いと周囲に与える印象が悪いなど、良いことはありません。
今回はやる気が起きるような名言を集めてみました。
1.スティーブ・ジョブズの名言
あなたがテレビのスイッチをオンにするのは、あなたが自分の脳のスイッチをオフにしたいからだと思います。
それに対してコンピュータで仕事をするのは、脳のスイッチをオンにしたいときではないでしょうか。
やる気が起きないとき、無意識にテレビのスイッチをつけ、何を見るわけでもなくただ眺めているということもあるでしょう。これは、この名言のように、自分の脳のスイッチをオフにしておきたいという欲求から起こる現象です。
しかし、コンピュータで仕事をするというのは何も考えないで作業することとは違います。誤った動作をするとコンピュータ自体が誤作動を起してしまいます。仕事をコンピュータでするということは、脳のスイッチをオンにしたいと思っているのだと気づかされる名言です。
2.ウォーレン・バフェット
朝起きて息を吸う練習をする人がいないのと同じで、本当に優れた経営者は、朝起きて「今日こそコストを削減しよう」なんて言わないものだ。
経営者は日々、頭を悩ませているという人が多いことでしょう。そして考えることがあまりにも多いと現実逃避してしまいたくなる、やる気がまったくなくなってしまうというタイプの人もいます。
このような時、上記のような名言はスッと体に沁み込むのではないでしょうか。頭を悩ませていても仕方がない、行動しなければと気づかされる名言です。
3.松下幸之助(パナソニック創業者)
かつてない困難からは、かつてない革新が生まれ、かつてない革新からは、かつてない飛躍が生まれるのです。
頑張っている人ほど、突然やる気が起きなくなる時があるものです。そのような困難に陥っている人ほど、いつしか革新するようなことをひらめき、飛躍が生まれるでしょうという名言です。
今が最善だと思っても、それは今日の最善であり、明日の最善ではない。物事は日々進歩している。
自分の中の最大限を尽くして物事をやり遂げた人は、その瞬間から全てにおいてやる気が失せてしまうことがあります。しかし、この名言では今の最善は今日の最善であって明日にはもっと別の最善がありますよ。ということを説いているのです。これはやる気が起きる名言ですね。
4.鳥居信治郎(サントリー)
なんでもやってみなはれ、やらなわからしまへんで。
やる気がないときは、行動をしないのではなく、あえて行動を起してみましょうという名言です。なんにもしないで家でゴロゴロしていると、引きこもりの始まりとなってしまいます。
仕事のやる気がおきないのであれば、いいんです。とりあえず会社へ行く準備をして家から一歩踏み出して外に出ることから始めるだけで構わないのです。何でもやってみないと分からないですよという名言です。
5.タイガー・ウッズ
どれだけあなたが上手くなっても、常に上手くなる余地はあり、それが面白いところなのです。
これは、スポーツなどをしている人にやる気がなくなったときに効果のある名言でしょう。自分の限界は自分で決められるものでもないし、人に決められるものでもないということです。
今自分が他の人に比べて一番上手い立場にいるとしても、さらに上にいける余地は十分にありそれを探求できるということは、自分にとって面白いことであり、幸せなことであるということです。こんな名言を聞いてしまったら更なる自分の飛躍の為に、やる気が倍増するのではないでしょうか。
6.稲盛和夫(京セラ創業者)
常にこれでいいのかということを考えるのです。決して、昨日と同じ事を同じ方法で、同じ発想でやってはいけません。
自分に納得をしてしまったら、それ以上の高みは望めないということです。やる気が起きないのは何故でしょうか。今の自分に満足をしてしまって良いのでしょうか?
毎日違う自分と向き合うから、日々が面白いのかもしれないということを考えさせられる名言です。
7.ウォルト・ディズニー
ディズニーランドは完成しない。世界に想像力がある限り。
ディズニーランドは夢の国です。どんなにやる気がなくても、この場所に行くと大人も子供も楽しいと感じますよね。そんな夢の国でさえ、完成されたものではないと言われます。夢の国であり続けるために、想像力というものをフル活用して日々進化しているということです。
世界に想像力がある限り、この夢の国は変化し続ける。同じように、自分自信も変化し続けることが出来るということを教えてくれる名言です。
8.坂本竜馬
世の人は我を何ともゆはばいへ 我が成すことは我のみぞ知る。
やる気が起きない人は、何をはがゆく思ってやる気が停滞しているのでしょうか。自分でやれることなんて自分にしか分からないはずです。他人に何を言われようが、自分のことを自分で信じていなければ成功なんて訪れません。人の言っていることなど、ほおっておけば良いのだと、勇気付けられるのではないでしょうか。
9.ジェイムズ(小説家)
やりかけの仕事をいつまでも抱えているほど疲れることはない。
これはまさに、仕事が詰まっていて息着く暇もないような人が窮地に追いやられている状態の時に聞きたい名言です。
人は仕事の多さに圧倒されてしまうと、やる気が失せてしまうものです。ですが、仕事をたくさん抱えているときほど「仕事をこなさなければいけない」というプレッシャーに押しつぶされそうになってしまいます。これほどストレスになって肩にのしかかってくる疲れはありません。
だったら、頑張って抱えている仕事を片付けてしまいましょう!という名言です。
10.マハトマ・ガンジー
明日死ぬかのように生き、永遠に生きるかのように学びなさい。
やる気が失せていると、一日があっと言う間に過ぎてしまい、過ぎてしまった一日を後悔することが多いのではないでしょうか。この名言は、明日死んでしまうかのように一日を大切に過ごし無駄な時間を過ごすことのないようにしようと思わされる名言です。
まとめ
いかがでしょうか。仕事のやる気があがる10の名言をご紹介しました。
やる気をアップさせるというのは、非常に難しいことです。でも名言に触れることで、心を動かされることも大いにあるのではないでしょうか。あなたはどんな名言が心に響きましたか?