標準偏差とは平均値からのばらつき度合を見るための指標です。
標準偏差の計算にははルートを使うので自分で計算しようとすると手間がかかりますが、エクセルではSTDEV関数あるいはSTDEVP関数を使って標準偏差を求めることができます。
それではエクセルで標準偏差を求める方法についてみていきましょう。
標準偏差の計算もエクセルを使えば簡単
エクセルではSTDEV、もしくはSTDEVP関数を使って標準偏差を計算することができます。
データが母集団全体のときはSTDEVP、標本(サンプル)の場合はSTDEVを使います。
今回は、ある工場で作成した製品の一部を標本とし標準偏差を求める方法について説明します。
それではみていきましょう。
1.関数を挿入する
標準偏差を表示するセルを選択してから、「関数の挿入」ボタンをクリックします。
2.STDEVを選択する
関数の分類は「すべて表示」を選択し、関数名の中から「STDEV」を選択します。
※今回の例ではデータが標本となるため、STDEVを使用します。
3.範囲を指定する
標準偏差を求めるデータの範囲を指定して「OK」ボタンをクリックします。
4.計算結果を確認
エクセルで標準偏差が計算できたことを確認します。
エクセルで標準偏差を求めるときは、STDEV、STDEVP関数を使い分ける必要があります。
データが母集団のときはSTDEVP、標本(サンプル)の場合はSTDEVを使うことを覚えておきましょう。
手計算だと面倒な標準偏差もエクセルを使うと簡単に計算できますね。
まとめ
標準偏差の計算もエクセルを使えば簡単
- 関数を挿入する
- STDEVを選択する
- 範囲を指定する
- 計算結果を確認