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パワハラの事例から学ぶ気をつけるべき8つのポイント

2016年8月3日 by biz3

パワハラの事例から学ぶ気をつけるべき8つのポイント

あなたはパワハラを受けたことがあるでしょうか?ご自身ではパワハラを受けたことがなくても、周りでそのような事例があったのを目にしたことはあるのではないでしょうか。

企業ではコンプライアンスの重要性が言われるなか、パワハラは減るどころか増加傾向にあります。パワハラで問題なのは、パワハラをしている本人が気づかないことです。当たり前のように部下に嫌がらせをしてしまい、自覚がないのです。一方パワハラを受けている側も、これがパワハラなのか判断できず誰にも言えず耐えていることもあります。

パワハラにはどういった事例があるのかを知り、無自覚のパワハラや、誰にも言えずに耐えるようなことをなくしましょう。



目次

  • パワハラの事例から学ぶ不当な仕打ちのポイント
    • 1.大勢の前で叱責する事例
    • 2.人格を否定する事例
    • 3.不可能な仕事を与える事例
    • 4.仕事を与えない事例
    • 5.挨拶しても返さない事例
    • 6.仲間外れにする事例
    • 7.無理に飲みに誘う事例
    • 8.宗教や信念を否定する事例
  • まとめ

パワハラの事例から学ぶ不当な仕打ちのポイント

部下の仕事の環境を決めるのは上司のひとことだったりします。「これやっといて」のひとことで、部下の時間はそこに費やされます。

上司が気分屋で攻撃的な気質の場合、部下の仕事の機会を奪うばかりか精神的な負担を与える可能性があります。それがパワハラとなる場合もあります。本人が無自覚で行っていることがパワハラになってしまうということを防ぐためにも、今からご紹介するパワハラの事例でポイントを学びましょう。

1.大勢の前で叱責する事例

自分のミスを叱責されるのは仕方がないこともありますが、それをお客さんやほかの人達の前で行う上司がいます。これは典型定期な「精神的な攻撃」の事例です。叱責された方は、ミスの内容の反省よりも、大勢の前で叱られ、恥をかきプライドが傷つけられたと感じます。

それを配慮して、別室へ呼び出したり、周りに聞こえない程度の声で注意するのが本来です。

2.人格を否定する事例

これも「精神的な攻撃」の事例でよくあるものです。仕事内容ではなく人格を否定することで自分のうっぷんをはらす上司がいます。

「頭悪い」や「給料泥棒」などがこれにあたります。本来部下を叱責するのは、仕事がうまくいくように、あるいは部下の成長を考えての励ましでなければなりません。人格を否定するような暴言を吐くことでは、プラスの効果は期待できません。

3.不可能な仕事を与える事例

部下がこなすのが無理だとわかっていて膨大な量の仕事をやらせる上司がいます。もちろんこれは、できないときにそれを叱責するため。

自分の虫の居所が悪いのか部下が嫌いなのかはわかりませんが、このような性格の悪い上司は実際にいるものです。こうした事例は程度の差こそあれあちこちで行われています。

4.仕事を与えない事例

仕事を全く与えないか、能力にそぐわない単純労働だけをさせるのもパワハラの事例です。

ほかにもすることがあるにも関わらず「掃除ばかりさせられた」というように、部下に対して精神的な嫌がらせをしているようなことがあれば、パワハラとして相談すべきところへ上げましょう。

5.挨拶しても返さない事例

パワハラの事例で頻繁にあるのが、挨拶しても話しかけても無視して、最低限必要なことしか話してこない上司です。

部下は上司の機嫌を取るのが仕事ではありませんし、本来関係性を積極的に築き上げる努力をするのは上司のはずですが、職場の雰囲気を悪くする上司はいるものです。あまりにも仕事に支障をきたすようであればパワハラとして処理しましょう。

6.仲間外れにする事例

話に一人だけ参加させないようなこともパワハラの事例です。業務上必要なことも特定の人にだけ伝えなかったり、皆を集めるのに一人だけ声をかけないなどもパワハラになりえます。

一人だけ仲間はずれにすることで孤立すれば、部下にとっては精神的に傷つきます。部下が職場に居づらくなるような環境を作るのは上司として失格です。

7.無理に飲みに誘う事例

プライベートに過度に干渉するのもパワハラの事例になります。本人はコミュニケーションを深めようと思ってやっていても、部下が嫌がっているならば、雰囲気を察して身を引くべきです。

なかなか本人がパワハラだと気づきにくい事例ですが、上司の誘いを断りづらい部下のことを考慮するのも上司の務めだと言えるでしょう。

8.宗教や信念を否定する事例

これは気を付けなければいけないパワハラの事例です。宗教や信念などは、その人にとって深いところにあるもので、とてもデリケートな問題です。

上司に否定されると、なかなか面と向かって反論もできません。上司は世間話をするようなつもりで否定的なニュアンスの言葉を口にしているのかもしれませんし、もしかすると本人がその宗教を信仰していると知らずに軽いノリで話しているのかもしれませんが、職場ではその手の話はするべきではないでしょう。


まとめ

いかがでしたでしょうか?

上司は自分の影響力の大きさを自覚したうえで慎重に言葉を発するべきです。職場環境をよくして部下を育てるのが上司の役割です。もしご紹介した事例のようなパワハラがあれば、本人に気づいてもらうよう働きかけるか信頼できる人に相談して解決をはかりましょう。

 パワハラの事例から学ぶ不当な仕打ちのポイント

  1. 大勢の前で大声で叱責する
  2. 人格を否定する
  3. 不可能な量の仕事を与える
  4. 仕事を与えない
  5. 挨拶しても返さない
  6. 仲間外れにする
  7. 無理に飲みに誘う
  8. 宗教や信念を否定する

Filed Under: ハラスメント, パワハラ Tagged With: パワハラ, 事例




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