アルバイトの面接を受ける場合、事前に求人広告を見て、詳細を把握した上で面接に臨むのが一般的ですが、求人広告の詳細も、かなりアバウトに書かれている場合が多く、なかなか判断しにくい点がありますよね。
だからといって、面接のときに質問をせずに、働きだしてから「話が違う!」となる事が一番困りものです。そうならないためにも、アルバイトの面接時に、求人広告のグレーソーン部分を企業側に質問をすることが大変望ましい事です。
では、アルバイトの面接において、どんな事を忘れずに質問しておけば、安心してアルバイト生活を送ることができるでしょうか?
アルバイトの面接で忘れてはいけない5つの質問
アルバイトの面接では、なかなか聞きたい事も聞けない雰囲気がありますが、面接時に質問を怠ってしまうと、その後聞く機会はなく、結局不満・不安を抱える事になってしまいます。
今回は、そういう状況にならない為にも、アルバイトの面接で忘れてはいけない質問事項を5つご紹介します。
1.時給を再確認
アルバイトの時給が、一律で同じなら問題はありませんが、基本的に〇〇〇円〜という書き方をしてある求人広告を見かけますよね。また土日祝は時給アップと書いてあるアルバイト募集も多くあります。
そういう時は、必ず面接を受けた際に、時給金額を確認することを忘れてはいけません。時給に関しては、トラブルになる要素が高いため、お互いに納得した上で働くことがベストです。
賃金に関しては、聞きにくい部分もありますが、一番大切な事です。面接の際は、時給に幅がある様だったら、忘れずに質問をしましょう。
2.通勤費の上限額
アルバイトの場合、通勤費は全額支給にならないことも多いです。一部負担や、上限を設けている企業もあります。
通勤費支給と求人広告に書いてあっても、「全額」と書いていない様でしたら、面接のときに必ず質問する様にしましょう。
3.シフト制での働き方
アルバイトの場合、勤務日や勤務時間を自分の都合重視で働ける利点があります。その点から、シフト制での勤務の場合、自分の都合を企業側が考慮した上で、勤務日程を組んでくれるか否かも、面接のときに質問する事を忘れないようにしましょう。
都合を考慮して日程を組まれない場合、休みがちになってしまうと、有給休暇の取得日数にも響きますし、一定の収入が得られません。また、企業側も休みがちのアルバイトに対して、良い印象を持ちません。
もし質問しても、良い返事がもらえなかった場合は、面接時に交渉する事も可能ですので、忘れずに質問するようにしましょう。
4.残業の有無
アルバイトの場合、基本的に残業はありません。しかし繁忙期の場合は、残業を余儀なくされる事があります。求人広告には、残業の有無を書かないことが一般的なので、もし残業をしたくないと考えるならば、面接のときに必ず質問するようにしましょう。
なお、社員もアルバイトも労働者は全員、法定労働時間(1日8時間)を超えなければ、残業代は加算されません。通常の時給となりますので、その点を理解した上で、面接での質問をするようにしましょう。
5.採用結果の時期
アルバイトの面接の時に、最後に質問する事項として絶対に忘れていけないのは、採用結果はいつ出るかと言う事です。一般的に企業側から、結果はいつ出るかを伝えてきますが、その話が出なかった場合は、必ず自分で確認するようにしましょう。
平均的に1週間前後で結果は出ますが、企業によっては2、3週間後と言うところもあります。それを知らず不採用と勘違いし、違うアルバイト面接が受かってしまい、結局一番働きたかった職場を棒に振ると言った事も考えられますので、質問を怠らないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
アルバイトの面接で、時給や労働環境を質問することは、かなり勇気がいります。しかし、聞かずに面接時にスルーしてしまっては、働きだしてから不満が出てしまい、もっと大きなマイナスになってしまいます。
求人広告を見て疑問に思ったことは必ず、面接のときに質問することを心掛けましょう。
アルバイトの面接で忘れてはいけない5つの質問
- 時給を再確認
- 通勤費の上限額
- シフト制での働き方
- 残業の有無
- 採用結果の時期