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コミットメントの意味と使い方5つのポイント

2017年6月2日 by Gen

コミットメントの意味と使い方5つのポイント

あなたは仕事において、コミットメントという言葉を聞いたり使ったりしたことがありますか?

日常生活でも、よく耳にしたり目にすることもある言葉の「コミットメント」ですが、正しい意味や使い方を知らないままに、使っている人も見受けられます。

コミットメントに限らず、カタカナで記される言葉の多くは、外国語に由来することが多く、現代社会ではこのような言葉が溢れています。
メディアなどでもよく使われるため、聞きなれているのですが、よく意味を理解できていない人が多いのも事実です。

コミットメントの意味と使い方を再確認してみませんか?


目次

  • コミットメントの意味と実際の使い方5つのポイント
    • 1.コミットメントの意味
    • 2.関与している場合の実例
    • 3.誓約として用いる例
    • 4.公約として用いられる場合
    • 5.約束として用いられる場合の実例
  • まとめ

コミットメントの意味と実際の使い方5つのポイント

ビジネスシーンでよく使われるコミットメントという言葉ですが、何気なく使っていると、誤ったり不適切なシーンで使ってしまうこともあるものです。
コミットメントの意味を理解し、実際の使い方5つのポイントをご紹介します。

1.コミットメントの意味

コミットメント(commitment)は英語からきており、関わり合うこと、委ねること、委託、委任、または、公約、誓約、約束などを意味します。
つまり、責任をもって関わること、責任をもって関わることを明言すること、責任を伴う約束を指します。
カタカナで記される言葉の多くは外国語、特に英語からきていることが多いものです。
その場合、英語での本来の意味と外来語として取り入れられた日本語としての意味が、若干異なってくることがあります。

英語本来のコミットメントは、有言実行を差し、必ず成し遂げるという強い意思表示になります。
外来語として日本語になったコミットメントは、関与、関わり、確約や公約などを意味しています。
かなり意味合いが広く、誤解を生みやすいのも事実です。
グローバル社会の現代では、外国人とともにビジネスを行うことも多くなっています。
その場合、コミットメントの使い方に留意し、将来のトラブルを避けることが大切です。

2.関与している場合の実例

何かの分野への強いコミットメント、というような使い方をする場合、これは関与していることを意味します。
ある企業が新しいサービスの提供を始めたり、プログラムの開発などを推進するなど、ある特定の分野へ大きく関与していることを表す際に「強いコミットメント」というような使い方をします。

仕事へのコミットメントという場合も、同じように関与していることを意味しています。
関与しているという場合、若干あいまいな表現であり、英語本来のコミットメントと比較すると弱い使い方になります。
そのため、注意が必要になります。

3.誓約として用いる例

企業のCEOや社長、代表取締役等が表明する、企業ビジョンや環境問題などへの取り組みを含んだ所信表明などは、トップ-コミットメントと表現されることがあります。
このような例は、企業の公式ウェブサイトなどに多く掲載されています。

この表現は、企業活動等にISOという国際標準規格を取り入れるようになってきた頃から増えてきました。
コミットメントという原文の表現をそのままカタカナに変換したため、トップ-コミットメントというような言い方になりました。
企業などの上層部が企業のビジョンなどを示すのは、IR活動が活発になってきたことも関連しています。

このように、ビジネス社会の求めるニーズや姿が変化したことにより、コミットメントという言葉も頻繁に使われるようになっています。
この場合は誓約として用いられるため、ある程度の強い意味合いを含んでいます。

4.公約として用いられる場合

○○業界の環境に対するコミットメントのステートメント、というような表現で使用された場合、○○業界から発せられた環境問題についての公約の声明文、と解釈することができます。
公約として用いられる場合は、コミットメント本来の強い意味を持っています。

これは達成することを約束するのと同じであり、これを達成することができない場合、何らかの形で責任を取ることを約束することになります。
パートナーシップのためのコミットメントや、パブリックコミットメントのような使われ方も同じように公約として使われた場合です。
いずれも政治的な要素が強くなっています。

5.約束として用いられる場合の実例

コミットメントライン(commitment line)という言葉を聞いたことがありますか?
コミットメントラインは金融用語で融資枠のことであり、類似の例として、コミットメントフィー(commitment fee)というものがあり、融資枠維持手数料を指します。

いずれも約束を意味しており、銀行と顧客(企業等)が予め設定した期間・融資枠の範囲内で、顧客の請求に基づき、銀行が融資を実行することを約束(コミット)する契約を指し、その手数料としてコミットメントフィーが金利とは別に設けられます。
金融機関に勤めているか、企業で経理や財務を担当してなければ、耳慣れない言葉ではありますが、銀行が融資を責任をもって約束するという強い意味を含んでいます。

まとめ

いかがでしたか。
コミットメントの意味を正確に理解して使い分けをしている人は、意外と少ないものです。

大変力強い言葉であるだけに、その用法を間違えると、誤解を招いたり、相手を混乱させるようなことになってしまいます。正しい使用例を理解し、スマートにビジネスを進めていきましょう。

 コミットメントの意味と実際の使い方5つのポイント

  1. コミットメントの意味
  2. 関与している場合の実例
  3. 誓約として用いる例
  4. 公約として用いられる場合
  5. 約束として用いられる場合の実例

Filed Under: 目標設定・目標達成 Tagged With: コミットメント




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