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【Excel講座】IF関数を使って複数の条件を指定する5つのポイント

2015年3月27日 by Gen

Excel_IF_複数_4

ExcelのIF関数は論理式で指定された条件を判断し、その結果で真(True)の場合と偽(False)の場合の値を返します。
IF関数は最大64個まで入れ子が可能で、複数の条件指定で複雑な条件判断ができます。
また、Excelの関数を組み込んでも複数条件を指定することができます。



目次

  • ExcelのIF関数で複数の条件設定をする5つのポイント
    • 1.単独条件の指定
      • =IF([論理式],[真の場合],[偽の場合])
    • 2.IF関数の入れ子
      • =IF([論理式],IF([論理式],[真の場合],[偽の場合]),[偽の場合])
    • 3.AND関数を組み込む
      • =IF(AND([論理式1],[論理式2]),[真の場合],[偽の場合])
    • 4.OR関数を組み込む
      • =IF(OR([論理式1],[論理式2]),[真の場合],[偽の場合])
    • 5.ANDとORの組み合わせ
      • =IF(AND([論理式1],[論理式2]),IF(OR([論理式1],[論理式2]),[真の場合],[偽の場合]),[偽の場合])

ExcelのIF関数で複数の条件設定をする5つのポイント

ここでは、Excelで複数の条件を指定した、IF関数の説明をします。

最初に基本の単独条件、次からは複数の条件指定で、入れ子を使った指定、AND関数の組み込み、OR関数の組み込み、最後はAND関数とOR関数を組み込んだ条件指定です。

Excelで作成した成績表をサンプルに説明します。

1.単独条件の指定

まず単独条件の指定です。
条件は、「点数が50点以上で合格、でなければ不合格」です。
各セルに、

=IF([論理式],[真の場合],[偽の場合])

を入力します。

Excel_IF_複数_1

2.IF関数の入れ子

IF関数を2つ使います。
条件は「英語、数学それぞれの点数が50点以上で合格、でなければ不合格」です。
各セルに、

=IF([論理式],IF([論理式],[真の場合],[偽の場合]),[偽の場合])

を入力します。
結果は、AND関数の組み込みと同じ結果になります。

Excel_IF_複数_2

3.AND関数を組み込む

AND関数を組み込みます。
条件は「英語、数学それぞれの点数が50点以上で合格、でなければ不合格」です。
各セルに、

=IF(AND([論理式1],[論理式2]),[真の場合],[偽の場合])

を入力します。

Excel_IF_複数_3

4.OR関数を組み込む

OR関数を組み込みます。
条件は「英語、数学どちらかの点数が50点以上で合格、でなければ不合格」です。
各セルに、

=IF(OR([論理式1],[論理式2]),[真の場合],[偽の場合])

を入力します。

Excel_IF_複数_4

5.ANDとORの組み合わせ

AND関数とOR関数を組み合わせます。
条件は「英語、数学それぞれの点数が50点以上で、どちらかが80点以上が合格、でなければ不合格」です。
各セルに、

=IF(AND([論理式1],[論理式2]),IF(OR([論理式1],[論理式2]),[真の場合],[偽の場合]),[偽の場合])

を入力します。

Excel_IF_複数_5


「もし~が~だったらA、でなければB」これを基本にして、論理式に数式や関数を組み込ませると、いろいろな複数の条件が指定できます。
また、Excelの関連する関数には、LOOKUP関数、COUNTIF関数やSUMIF関数などがあり、条件を指定して個数の計算や合計の計算もできます。

まとめ

 ExcelのIF関数で複数の条件設定をする5つのポイント

  1. 単独条件の指定
  2. IF関数の入れ子
  3. AND関数を組み込む
  4. OR関数を組み込む
  5. ANDとORの組み合わせ

Filed Under: IF関数 Tagged With: Excel, if, 複数




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