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ファシリテートスキルを習得する8つのポイント

2016年8月4日 by biz3

ファシリテートスキルを習得する8つのポイント

ポジションが上がるにつれてファシリテートの機会が増えてくると思います。絶妙なファシリテートを行う、素晴らしいファシリテートスキルを持った方があなたの周りにも一人はいると思います。

話し合いを円滑に進めるにはファシリテートスキルにかかってきます。あなたも絶妙なファシリテートスキルを習得することは可能です。ファシリテートスキルを習得するためのポイントとはどんなものでしょう?



目次

  • ファシリテートスキルを習得するためのポイント
    • 1.場のデザインを学ぶ
    • 2.ルール作りを学ぶ
    • 3.目標設定を学ぶ
    • 4.アイスブレイクを学ぶ
    • 5.意見を促す術を学ぶ
    • 6.パラフレーズを学ぶ
    • 7.意見の集約を学ぶ
    • 8.合意形成を学ぶ
  • まとめ

ファシリテートスキルを習得するためのポイント

参加者が話しやすい話し合いではファシリテート役の人が上手に環境を整えてくれています。

絶妙なファシリテートスキルを習得したいものです。そこで今回はファシリテートスキルを習得するためのポイントをご紹介します。

1.場のデザインを学ぶ

ファシリテートにおいてまず必要になってくるのが、場のデザインです。

話者の席の配置が、話しやすくシステマティックになっているかだけではなく、声の大きな人を固めないなど、パワーバランスの配慮も必要になってきます。話し合いの内容によっては自由に席が移動できたほうがよいかもしれませんし、付箋やホワイトボード、プロジェクターなどの用意も含め、話し合いに最適な環境を整えるのもファシリテートでは重要です。

2.ルール作りを学ぶ

話し合いにはある程度ルールが必要です。話し合いを円滑にするために、ファシリテート役は、話者とともにルールを決定しておく必要があります。

一人の人が話すぎないよう時間を区切るなど、話し合いが白熱しても次の話題に移るためのルールを決めておくとよいでしょう。ルールがある程度決まれば進行の流れもイメージできます。

ファシリテートでは、話し合いに入る前にルールを決めて周知するよう準備をしましょう。

3.目標設定を学ぶ

話し合いには必ず目標があります。目標設定ができていなければ話し合いがあらぬ方向に進んでしまうこともあります。目標に向かって舵をとるのがファシリテートになりますので、議題がどんなものであれ目標が設定できるよう訓練を積みましょう。

目標とは、話し合い結論を予測することではなく、「どういった種類の合意を得るか」です。

例えば「具体的な行動プランの決定」や「参考にするアイデアを持って帰ってもらう」などでもよいですし、もう少し具体的に「○○さんと○○さんの意見を中心に合意を形成する」など詳細に目標として設定できれば、よりファシリテートしやすいでしょう。

話し合いの内容に沿った目標を、素早く正確に設定できるようなファシリテートを目指しましょう。

4.アイスブレイクを学ぶ

意見が出しやすような雰囲気を作るのもファシリテートでは大切です。

場を和ませるために自己紹介を工夫するなど、「アイスブレイク」の引き出しをいくつか持っておくとよいでしょう。話し合いの始めからスムーズに話者全員が話せる環境を作れるファシリテートを意識しましょう。

5.意見を促す術を学ぶ

ファシリテートは、人と人をとり持つ司会進行的な役割ですので、設定した目標と議題に沿って話者に意見を促す技術が何より大事になってきます。

話者だけに任せておけば、アンバランスな話し合いになり、ともすれば議題からもそれて設定した目標にいつまでたってもたどり着きません。ファシリテートが意見を促し、これを調整できるようにしておきましょう。

6.パラフレーズを学ぶ

話者の意見を全員が理解できる形で要約するのも、ファシリテートで必要な技術です。

熱がこもって長くなってしまった話をぎゅっとまとめて伝えられるように、映画や本の要約などで練習しておきましょう。

7.意見の集約を学ぶ

話者の意見が要約できたら今度は、話者全員の意見を分類、グルーピングする必要が出てきます。対立する意見なのか補完的な意見なのか別の軸での意見なのかを分類して、全員にわかるよう提示できるようにしておくことが必要です。

これには全員の意見の趣旨が正しく捉えられていることが前提です。逆にそれができれば、集約はできたようなものです。

8.合意形成を学ぶ

最後のまとめの部分で、ファシリテートの肝といってもよいでしょう。ある程度意見が出そろい、時間が来た段階でまとめに入り、目標設定した形にして提示するところまでが、ファシリテートです。

場合によっては、勇気を持って意見を切り捨てることも必要でしょう。ここがファシリテートの難しいところで、合意形成でかたよりが出てしまったり、自分の意見が強く反映されているようでは、ファシリテートは失敗です。

有益な合意形成の技術を学びましょう。


まとめ

いかがでしたでしょうか?

ファシリテート役はあくまで黒子に徹しますが、目標に向かって話し合いを進めていく重要な役割があります。ファシリテートがうまくできれば参加者や話し合いの合意に影響を受ける人にとってもたいへん有益なので、ファシリテートスキルの習得には力を入れましょう。

 ファシリテートスキルを習得するためのポイント

  1. 場のデザインを学ぶ
  2. ルール作りを学ぶ
  3. 目標設定を学ぶ
  4. アイスブレイクを学ぶ
  5. 意見を促す術を学ぶ
  6. パラフレーズを学ぶ
  7. 意見の集約を学ぶ
  8. 合意形成を学ぶ

Filed Under: リーダーシップ, 交渉・折衝, 打ち合わせのルール Tagged With: ファシリテート




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