あなたは新入社員として様々なことに気をつけていることでしょう。その中で社会人として基本的な挨拶のシーンでどのようなことに気をつけていますか?
新入社員として期待されている挨拶にも作法があるのです。改めて新入社員が挨拶で外してはならない作法について考えてみませんか?
新入社員が挨拶で押さえるべき5つの作法
挨拶と一口にいっても、相手や場所などによって色々使い分けがあります。
また新入社員がすべき挨拶と、上司や先輩社員による挨拶にも違いがあり、そのまま参考にすることもできません。
ここでは新入社員が挨拶で気をつけるべき、5つの作法をご紹介します。
1.姿勢を正しくする
挨拶は普段でも姿勢を正して行うべきものですが、慣れてくるとカジュアルになりがちなものです。新入社員は大抵特別な目で見られていますので、先輩や上司とは一線を引く位、姿勢を正して行うのが作法です。背筋や指先までピンと伸ばした新入社員の挨拶は、好印象を残します。
2.頭を深く下げる
新入社員は特に挨拶の時に頭を深々と下げることに努めましょう。できるだけ長めに頭を下げ、相手より早く頭をあげないことが作法としてふさわしいとされています。
少々ゆっくりで気長な感じがするものですが、殆どの挨拶する相手が目上であることから、より一層丁寧な挨拶を態度で表わすことが作法と言えます。
3.大きな声ではっきりと名乗る
新入社員である時は、合う人ほとんどが初対面であることから、自分から多くはっきりとした声で名乗ることが重要です。
社外であれば会社名、所属、氏名を相手に伝えることが大切です。
社内の人に挨拶をする際も、出身地や校名と共に、所属と氏名をしっかりと伝えましょう。名前を覚えてもらうことは新入社員としてはとても大切なことです。少しでも相手の印象に残るよう、はっきりと大きな声で伝えましょう。
4.笑顔で挨拶する
新入社員で元気よく大きな声で、きびきびとした姿勢で挨拶ができても、その表情がこわばっていたり、泣きそうでは困りものです。
最初は緊張をしているとも言えますが、多くの場合は笑顔をもって接することが望ましいと考えられています。
最初の印象はとても強いものです。その場で明るく朗らかな顔を見せることが望ましい作法になります。
5.相手の顔と名前を覚える
相手に覚えてもらうことに集中していることと、ほとんどの人が初対面であることから、挨拶した相手の顔や名前を覚えることは中々難しいものです。
しかし、相手は新入社員であるあなたのことを覚えているものであり、2回目以降に同じように初対面として挨拶をすると、相手の人は怪訝な顔をするものです。
相手の名前と顔を覚えることは作法として重要であることを忘れないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか。
新入社員による挨拶は、何時の時代も晴れ晴れとしており、清々しいものです。その挨拶では極々当たり前かもしれませんが、押さえるべき作法があります。これらは中々周囲の先輩や上司は指摘してくれませんので、是非新入社員として作法と取り入れ、早く一人前の社会人となりましょう。
新入社員が挨拶で押さえるべき5つの作法
- 姿勢を正しくする
- 頭を深く下げる
- 大きな声ではっきりと名乗る
- 笑顔で挨拶する
- 相手の顔と名前を覚える