本屋へ行くと、ビジネス書の棚には「自己啓発」に関する本を、とても多く見かけます。それほど今の社会は、自己啓発の情報を求めていることになります。だからと言って、本を読んだりセミナーに通うだけでは、何の意味もありません。
自己啓発とは、国語辞典で調べると「本人の意思で、自分自身の能力向上や精神的な成長を目指すこと。また、そのための訓練。」の意味があります。
自分はどうなりたいのか、目標をしっかり定めないと、自己啓発の方法を得ても、何の意味もないのです。
では、自己啓発をする意味とは、いったいどんな事が挙げられるでしょうか?
何故、自己啓発をするのか?5つの意味
自己啓発をする事によって、自分自身を成長させる事ができます。しかし、なぜ自己啓発をするのか、その意味を自分でしっかり受け止め、目標を持って臨まないと何も得る事ができないのです。
今回は、一般的にどんな目標を掲げて、何のために自己啓発をするのか5つの意味をご紹介します。
1.心の成長
自己啓発をなぜするのか。自己啓発の意味を考える上で、一番重要なのは心の成長と言えるでしょう。
心は色々な経験を積むことによっても成長しますが、自分で成長したいと意思を持たなければ成長しないと言われています。心を成長させることによって、包容力が増し、人間関係がうまくいくことも考えられますし、忍耐力や判断力も得る事が出来、それによって信頼される存在となっていきます。
自己啓発を行う上で、心の成長は、一番求められていることであり、意味がある事なのです。
2.能力を磨く
自分の能力を磨く事も、自己啓発をする意味としてとても大切な事です。
本来自己啓発とは、仕事で成果を上げるために行う事です。仕事で成果を上げるためには、仕事に対する能力を高める事も大変必要です。
能力を磨くことは、スキルアップだけではありません。与えられた仕事をただこなすのではなく、なぜそれをやらなければいけないのか、意味を考えながら仕事をすることも能力アップと言えるのです。
本を読んだり、講習会に赴く事も必要ですが、今の仕事を見直すことも自己啓発の一環となります。
3.収入アップ
前項で挙げました能力を磨くことによって、評価を得て満足感を味わう事も目的の一つですが、私たちは収入を得る為に仕事をしてる訳ですから、自己啓発を収入アップに繋げたいのが、正しいことだと言えるでしょう。
なかなか自己啓発をする意味として、大きな声で収入アップと言えない社会となっていますが、だれもが皆本音として持ち合わせているのです。最終的には全て収入アップに繋がる事は、とても意味がある事なのです。
4.自信を得る
人は最初から自信を持ち合わせた人はいません。経験や実績を積み重ねて、自信と言うものが大きくなっていきます。しかし考え方を変える事により、自信を持つこともできるのです。その方法の1つが自己啓発なのです。
自信を持つことは、仕事をする上で大きな意味を持っています。能力を磨く事にも繋がりますし、心を成長させるためには、自信を持つことは大きな意味があるのです。
自己啓発の目的としては、忘れてはいけない事です。
5.メンタル面の強化
自己啓発をする上で、メンタルの強さを得る事も重要な意味を持っています。
人間は感情と言うものがあるので、日によって心が元気だったり弱っていたりします。その波の大小は人それぞれですが、できる限りその波が一定に近い状態になる事が、社会に於いて望ましいのです。
自己啓発は、メンタルの強化に力を入れたプログラムも多く、メンタルの強化をすることによって、前項で挙げた4項目が相乗効果でアップしていくと言えます。
自己啓発をする上で、メンタル強化が一番難しく、意味を持って取り組むべき課題です。
まとめ
いかがでしたか?
自己啓発は、短期間で得られるものではありません。コツコツと時間をかけて努力してこそ意味があります。
何事も急には結果は出ません。あまり考え込まずに、自分のペースに合った自己啓発を進める事が、一番意義があり意味がある事なのです。
自己啓発をする5つの意味
- 心の成長
- 能力を磨く
- 収入アップ
- 自信を得る
- メンタル面の強化