初対面の方と打ち解ける必要がある機会が多いと思います。そんなときは積極的に自分がホストだという意識を持ち、話を盛り上げる雰囲気を作りましょう。初対面の相手と会話を弾ませることは、コツさえ掴めば意外に簡単です。初対面の緊張状態は相手も望んではいません。会話術を使ってできるだけ早く緊張をほぐし、楽しく会話できる状態に導きます。
会話術の基本は、自然に相手の緊張を解き、親近感を持ってもらうことです。では、具体的に初対面の相手と会話を弾ませる会話術にはどのようなポイントがあるのでしょうか?
初対面の相手とも簡単に会話が盛り上がる会話術
会話術が身につけば面白いほど会話が盛り上がります。会話術のポイントを押さえることで自分がホストだという意識が芽生え、積極的に楽しく会話ができる状態を作るようになります。初対面の相手とも簡単に会話が盛り上がる会話術をご紹介します。
1.まずは相手を笑わせる
緊張をほぐすためのブレイクとして、初対面の相手との会話術では笑いがとても重要です。固まった状態にドッと笑いを入れることで相手は勿論、自分の気持ちも一気にほぐれ、会話が弾みます。
自分のプロフィールを面白おかしく紹介したり、相手の特徴を芸能人に例えたりといった簡単なもので構いません。鉄板ネタをいくつか用意し、まずは笑いを取りましょう。
2.自己開示で不安感を無くす
初対面の相手との会話術で次に大事になってくるのは、相手の自分に対する不安感を無くすことです。自己開示をして自分はこういう人だと認識してもらいましょう。
とは言っても全ての情報を開示する必要はなく、どんな仕事をしているか、どこに住んでいるかが分かれば相手はだいぶんわかった気になります。自然な流れで自己開示できることが初対面の相手との会話術で求められます。
3.オープンクエスチョンで引き出す
内向的、外交的を問わず人は自分のことを話したいもの。ついつい自分の話をしてしまいがちになりますが、相手の会話を盛り上げるための会話術では相手の話を積極的に聴くようにしましょう。
「どこから来られたんですか?」などの簡単なオープンクエスチョンを持ちかけることを切り口に、相手はどんどん話し出します。こちらは補足する程度に話せばよいのです。相手の話と自分の話は、7:3以上を意識して気持よく話を聴きましょう。
4.相槌、同調を自然に
会話術でよく言われることですが、相手が話しているときの適切なタイミングでの相槌や同調は、会話を盛り上げる上で重要になります。力みすぎず話しやすいタイミングで相槌を打つことは意外に難しいものです。話す人によっても心地よい相槌の体感は変わってきます。
極端な話、会話の内容を聴くより相槌のタイミングさえうまくいけば会話は盛り上がりますので、盛り上がってきてるなあと感じれば相槌はうまくいっていますし、逆に話が淀みだしたと感じたら相槌のタイミングを変えるなどの調整が会話術でのポイントです。
5.相手の興味ある話題に合わせる
会話術の中で少し難しいのが、相手に話を合わせることです。
まず相手の興味があることを自然に聞き出します。スポーツ、音楽、旅行などの楽しい趣味がよいでしょう。そしてそのことについて相手に話してもらうのです。興味あることを話すとき人は、初対面の緊張状態を忘れて、感情は昂ぶり自分の興味に没頭します。
ここで重要なのが自分が相手の話している内容に、話を盛り上げられる程度の知識があることです。質問をしたり新たな情報を付け加えたりで会話はどんどん弾みます。広く浅くでよいので一般教養的知識を身につけておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
会話術を磨けば磨くほど、すごく簡単に初対面の相手との会話が盛り上がることに気づくでしょう。会話術の基本的なところを押さえた上で、自分なりに会話術をアレンジしていくことが大切です。ぜひ実践してみましょう。
初対面の相手とも簡単に会話が盛り上がる会話術
- まずは相手を笑わせる
- 自己開示で不安感を無くす
- オープンクエスチョンで引き出す
- 相槌、同調を自然に
- 相手の興味ある話題に合わせる