BizFAQ-ビズファック

仕事・ビジネスにおけるちょっと困ったこと、わからないことをズバリ解決お悩み解決サイトです。

  • TOP
  • 副業解禁時代の年収1000万円戦略
  • Excel
  • Word
  • PowerPoint
  • サイトマップ

MECEを理解する5つのポイント

2017年7月10日 by Gen

MECEを理解する5つのポイント

MECEという言葉を知っていますか。
論理的思考をすることを学ぶときなどによく出て来る言葉です。

読み方ですが、これはミーシーと発音します。
正確に書くと、Mutually Exclusive,Collectively Exhaustiveの頭文字です。

意味は、「漏れがない」とか「ダブりもない」です。

この単語だけを聞くと、正直何を意味するのかが分かりません。
しかし、何かの企画を立ち上げるときに現在あるものを調べ、それを参考にしようと思った時などに、このMECEという考え方はとても訳に立つことでしょう。

では、MECEを正しく理解するためにはどんなポイントを抑えれば良いのでしょうか?


目次

  • MECEを理解するための5つのポイント
    • 1.ロジカルシンキングとは
    • 2.MECEってなに?
    • 3.漏れとダブりとはなんだ
    • 4.なぜMECEを使うのか
    • 5.使えるようになるには
  • まとめ

MECEを理解するための5つのポイント

MECEを単純に理解するにはちょっと難しいものがあります。
まずは言葉の意味から少しずつ把握していかないと一気にMECEの意味を理解するまでにはたどり着けません。

今回はMECEを理解するために、必要なことから順番に説明していきましょう。
MECEを理解するためにはそれだけ色々なことを知る必要があるのです。

1.ロジカルシンキングとは

MECEを説明する前に、まずこの言葉がよく出て来るロジカルシンキングについてご紹介しましょう。
この言葉なら聞いたことがあるという人も多いかもしれません。

ロジカルシンキングとは、一本筋の通った考え方または論理的思考と考えても良いでしょう。
このような考え方はコンサルタント系統の人がよく企業にむけて提唱している考え方です。

MECEが「漏れがない」とか「ダブりもない」という意味だからこそ、このロジカルシンキングという中にたくさん出て来る言葉なのでしょう。

2.MECEってなに?

では、本題のMECEについてご紹介しましょう。
先ほども述べましたが、MECEとは「漏れがない」とか「ダブりもない」という意味です。

では、これとロジカルシンキングがどう繋がるのか。
これは知りたいものを全体集合と考えて、その中からトップダウンの視点で「漏れがなく、ダブりがない」部分集合に分けることを「MECE(ミーシー)」と言うのです。

3.漏れとダブりとはなんだ

では、ここでいうMECEとは「漏れがなく」&「ダブりがない」という意味ですが、では実際漏れとダブりというのはどういう意味だったのでしょうか。

例えば、成人女性というカテゴリをMECEを利用して分かるということをします。
MECEでない分類の仕方をするとするならば、成人女性を主婦とOLに分けるようなことを指し示します。

成人女性をただ単に主婦とOLに分けてしまうと、フリーターや学生といった分類に属している人が網羅されておらず洩れがあることになります。
また世の中には、主婦であり、なおかつOLという人も多いので、このような分類の仕方だとダブりが発生してしまうのです。
このような漏れやダブりが発生しないような分類をするためには、MECEを使った分類方法が必要となってくるのです。
漏れやダブりが発生してしまうような分類方法をしていると、効率が悪いのです。

4.なぜMECEを使うのか

そもそも何故MECEを使わなければならないのでしょうか。
知りたいものを全体集合と考えて、洩れもダブりもなくするためには、4つの理由があるからです。

  1. 見落としをしないように出来る
  2. コミュニケーションをとることが出来る
  3. 混乱をしなくなる
  4. 網羅できる

この4つの理由から、全体を分かりやすく詳細化することが可能で洩れもダブりもない状態になると、相手が理解しやすく、頭の整理もしやすく、聞きやすい状態になるということです。
こうなることで、相手とのコミュニケーションがスムーズにとれるようになると考えられているのです。

5.使えるようになるには

ではMECEを実際に使えるようになるには、どういった点に気をつければ良いのでしょうか?
これは「どこを軸にするか」ということです。
どんな切り口で分けるのかを明確にすることが一番大切なポイントとなるでしょう。

先ほどの成人女性を分類するときで言えば、軸を「年代別」、「既婚・未婚」、「子供がいる・いない」など調べたいことに対する軸を決めてから分解する考え方です。

全体集合を分類しようとしたとき、さまざまな視点から切り込んでいく方法があります。
自分が何を調べたいのか、その目的にはどこを切り口にすれば良いのか。
そのポイントをきちんと抑えることが一番大切です。

ここで、切り口を複数にしてしまうと、ダブりが出たり漏れが出たりしてしまうのです。
MECEを使えるようになるには、「どこを軸にするか」ということが一番大事なポイントだということを覚えておきましょう。

まとめ

いかがでしょうか。
MECEを理解するために5つのポイントをご紹介しました。

普段耳にするような仕事をしていないと非常に分かりにくい言葉です。
それでもうまく活用できるようになれば、今後の仕事効率がとてもアップする内容でした。

 MECEを理解するための5つのポイント

  1. ロジカルシンキングとは
  2. MECEってなに?
  3. 漏れとダブりとはなんだ
  4. なぜMECEを使うのか
  5. 使えるようになるには

Filed Under: MECE Tagged With: MECE




© Copyright 2015 BizFAQ · All Rights Reserved · Powered by WordPress · Admin