まだまだ就職は買い手市場と言われています。その中を勝ち抜くには、面接でどれだけ自分の長所をアピールできるかが、大きなポイントとなります。
面接は、まず会社に着く時から始まっているのは、既に知られている情報ですよね。しかし面接の何分前までに到着した方が良いのか・・・そこまで周知してる人は、思いのほか少ないのです。
だからと言って毎回、面接の何分前に到着すればいいと一律な考えではなく、その日の状況等によって、会社に何分前に到着するか調整する事が、企業側に好印象を与え、周りの人より一歩リードすることができるのです。
では、面接を受ける時に企業へ到着する時間は、いったい何分前が適切なのでしょうか?
面接の場合何分前に行くべきかパターン別5つの理由
企業は通常業務を行っている中での面接なので、予定の時間通りに面接者が到着しないと、仕事がスムーズに進まない状況になります。その原因を作ってしまう事は、面接での印象よりもインパクトが強く、何分前に到着するか大きな問題となります。
今回は面接の時に何分前に到着しておくべきか、パターン別に分けてお伝えします。
1.忙しい時間帯を把握する
面接の何分前に到着するかを考える時に、まず注意しなくてはいけないのは、何時の面接時間かと言う点です。
朝一の場合、始業したばかりで社内はとてもバタバタしています。また終業時間間近での面接も同じことが言えます。この場合は、何分前に会社に到着した方が良いのかというと、バタバタしている中で早く到着する事は、良い印象を与えません。面接の何分前の到着が望ましいかと言うと、5分前に到着していれば良いでしょう。
2.休憩時間を考えよう
午後一で面接の場合、何分前に会社に到着したら良いか考える上で絶対に避けなくてはいけないのは、早く行き過ぎない事です。社員が休憩中に早く会社に到着してしまうと、社員の休憩時間が削られてしまう事になりますので、注意が必要です。何分前が良いかと言うと、この場合も前項と同じく5分前が適切と言えます。
また会社によっては3時休憩をはさむところもあります。求人広告に休憩時間が記載されているので、その点を見落とさず、面接の何分前に到着するか考えることが大切です。
3.面接者の人数も大切
面接者の人数をできる範囲で確認しておくことも、会社に何分前に到着するか決めるのには必要な要素です。面接者が多数いる場合、早めの到着は企業側が面接者の対応に追われてしまうので、5分前が妥当と言えるでしょう。
面接者がそれほどいない様ならば、10分前の到着が企業側も早めに面接を進める事もでき、面接者も余裕をもって到着し、焦らず落ち着いた状況で面接を受けることができるので、何分前に到着するか両社にとって重要ポイントとなります。
何分前に到着するかを決めるには、忘れがちな事項ですが、大事だと言えるでしょう。
4.曜日もしっかり確認
休み明けや休業日前日の面接の場合は、社内がバタついている事が考えられるので、何分前が適切かと言うと、やはり5分前に到着するのが得策と言えます。早く行くことによって、社内の様子を観察することもできますが、余りジロジロと見ることは敬遠されがちなので注意しましょう。
何分前に行くか、軽く考えがちですが、面接のポイントとしてはかなりの比重があると言えます。
5.会社の規模も重要
会社に何分前につくか考える時に、面接を受ける企業の規模も大切な要素の一つです。社員数が多い場合は、面接を受ける為の控室がある事も考えられるので、待機中に社員と接することは少なく、10分前の到着でも問題ありません。
しかし会社の規模が小さく、社員数が少ない場合、面接する前の控室など用意されていない事が多く、社員が働く傍で待つ事にもなり兼ねません。そうなるとお互い居心地が悪く、早く行き過ぎてしまうと煙たがられてしまいマイナスイメージとなってしまうので、この場合は5分前に到着しておくことがベストと言えます。
何分前に到着しているか、規模が小さい会社の場合は、社員全員が面接官だと思って、何分前に行くかを考えることが必要です。
いかがでしょうか? 面接の何分前に企業に到着しておいた方が良いか考える場合、早く行けばよいとというのは、全くの誤解です。遅刻は問題外ですが、早すぎる行動もまたマイナスイメージとなってしまいます。
何分前に会社に到着しておくべきか、まずそこからが面接の一環だと思って、細心の注意を払う事をお忘れなく。
まとめ
面接の場合何分前に行くべきかパターン別5つの理由
- 忙しい時間帯を把握する
- 休憩時間を考えよう
- 面接者の人数も大切
- 曜日もしっかり確認
- 会社の規模も重要