面接を受けた時に趣味について聞かれたことはありませんか?
入社試験や学校の入学試験で面接を受けたことがある方はわかるでしょうが、趣味についての質問は定番といってもよいでしょう。しかし、どのようなことを話してよいのか、迷ってしまう人は意外にも多いものです。
採用をする側にとって、「面接」は応募者に直接会って質問し反応をみる大切な機会であって、「趣味」について質問するのは、その人の感覚のあり方や好みの傾向を知りたいという意図があります。趣味そのものによって採用・不採用を決めるのではありません。
では、趣味についてどのように答えていけば良いのでしょうか?
面接で趣味を聞かれた時の5つのポイント
面接の場では緊張をしてしまうのは当然のことです。良い印象を与えたいと誰もが考えて受け答えをします。
しかし、面接官が趣味について質問する時には、人柄を知りたいと思っていますから、素直に自分を表現することを心がけることが大切です。
そこで、面接で趣味について質問された時の5つのポイントをご紹介します。
1.本当に好きなことを話す
趣味について聞かれた時に、ついつい良い印象を与えようという気持ちから、趣味でないことを挙げてしまう人がいます。しかし面接官はあなたの好みや感覚を知りたいと考えています。ですから、趣味でもないことを面接用にあたかも興味があるように話すことは、誤った印象を与えることになります。
入社してから「君の趣味は●●だったね」などと声をかけられた時に、慌てることもありません。嘘偽りない誠実な人柄は仕事進めていくにおいてとても大切な要素です。
2.好きになったきっかけを伝える
どんな趣味であっても、気が付いたら始めていたとしても、最初のきっかけがあったはずです。それを具体的に面接官に伝えましょう。
どのような状況や場面で興味を持ち始めたのか? 面接官はその着眼点や考え方を知り、仕事においても役立つことを期待しています。
3.趣味の楽しさや面白さを語る
趣味を嫌々続ける人はいないでしょう。何かしら楽しかったり面白かったりするはずです。趣味を通じてどのような満足感や充足感が得られるのか、積極的に表現してください。その時は自然と顔が活き活きとしているでしょう。
そして自信にあふれた自分が前面にでることで、緊張する面接を通じて、明るく積極的な印象を与えることができます。
4.具体的な例をあげる
いくら自分にとって楽しかったり面白い趣味であっても、興味のない人にとってはイメージがわかないこともあるのは事実です。活き活きと積極的に説明しても、相手に伝わる内容が薄くては効果が半減してしまいます。
そこで、できるだけ具体的な事例をあげながら話をしましょう。
面接という限られた時間の中で、相手が想像しやすく表現することは、仕事を進めていく上で重要な能力であるからです。
5.一般的な事例に置き換えてみる
自分の趣味をいくら具体的に語っても、空回りしてしまうことが往々にしてあります。その時は、一般的に誰もが一度は聞いたことがあることに置き換えて話をしてみましょう。
特に面接官は自分より年上であることがほとんどであり、世代ギャップを埋めるような例は効果的です。面接官はこのような説明を通じて、仕事においても相手の立場を考えた発言は発想ができる人物であると考えるのです。
いかがでしたか。
面接で趣味について聞かれた時に、つい良い印象を与えようと考えた挙句、趣味でもないことをあげてしまう人もいます。
本当に大切なことは、ありのままの自分を素直に伝えることです。
緊張している面接の中で、自分らしさを表現する絶好の機会を活かせるように整理をしておきましょう。
まとめ
面接で趣味を聞かれた時の5つのポイント
- 本当に自分の好きなことを話す
- 好きになったきっかけを伝える
- 趣味の楽しみ面白みを語る
- 具体的な例をあげる
- 皆が良く知っている事例に置き換えてみる