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プロジェクトリーダーの役割と6つの心得

2017年6月9日 by Gen

プロジェクトリーダーの役割と6つの心得

エンジニアとしての能力と、リーダーとしての能力は別物です。
エンジニアとしての実力がある人は、心得と経験値次第では、優れたプロジェクトリーダーになることができます。

とはいっても、納期の管理やメンバーのモチベーション管理など、複数のチームで並行して行う必要があるプロジェクトでのリーダーの役割は、たくさんのことに気を配る必要があります。

プロジェクトの規模や業務の質によって難易度、業務量は変わってきますが、プロジェクトリーダー共通の心得というものがあります。
プロジェクトを滞りなく遂行するための、プロジェクトリーダーの役割として、意識しておきたい心得にはどんなものがあるでしょうか?


目次

  • プロジェクトリーダーとして意識しておきたい心得
    • 1.自ら先頭に立つ
    • 2.やるべきことを絞る
    • 3.人の配分を最適化する
    • 4.採算管理を徹底する
    • 5.面倒な交渉も積極的に
    • 6.課題や目標の共有
  • まとめ

プロジェクトリーダーとして意識しておきたい心得

プロジェクトリーダーは工数管理だけをしていればよいわけではありません。
もちろんプロジェクトを予定通り進めることがプロジェクトリーダーの役割ですが、そのために意識すべきことはいくつもあります。
プロジェクトリーダーの役割として、意識しておきたい心得をご紹介します。

1.自ら先頭に立つ

プロジェクトを動かすには人を動かすことが必要です。
開発業務は、規模が大きくても小さくても安易なものはないでしょう。

精神的にも肉体的にもハードな現場でメンバーがモチベーションを維持してタスクを遂行していくには、プロジェクトリーダーに対する厚い信頼が何よりも大切です。
チームのメンバーから信頼を得るためには、仕事がデキることも必要ですが、それよりも率先して動く姿勢を見せることです。
朝は誰よりも早く出てきて帰りも基本的には最後まで、プロジェクトに向き合います。

トラブルが起きた時も自ら解決に挑む姿勢も大切です。
普段はマネジメント業務に専念していても、いざというときは自らもプログラミングして、メンバーばかりに負担をかけるのを防ぐ姿勢を見せることも、信頼を得るためには大切でしょう。

こうした積み重ねで、プロジェクトリーダー自体が一番ハードな部分を引き受ける姿勢によって、多少しんどい業務に対してもメンバーは動いてくれるでしょう。

2.やるべきことを絞る

何をやって、何をやらないかを決定することに重きを置きましょう。
これが間違っていると、プロジェクトに余分な労力を割くことになり、ただでさえハードな業務がさらに厳しいものになり、効率も悪くなります。

要件定義の段階で、各チームの担当範囲を明確にしておき、タスクを割り出しておく必要があります。
プロジェクトリーダーの役割は、やるべきことを定義し、絞ることだと言ってもよいでしょう。

3.人の配分を最適化する

取り組むべきタスクが決定したら、注意深く人を配分しておくことが大切です。

工数管理で重要なのが、人員リソースの配分です。
人月での工数を算出した後は、安易に割り振っていくのではなく、できればメンバーの能力を見て、アサインします。

どうしてもタイトな人員配分になりがちですが、予定がずれ込むと調整するのに無理が生じてしまいます。
最初の段階でできるだけ無理なくタスクが遂行でき、不測の事態にはプロジェクトリーダー自身が対応できるくらいの配分を意識しましょう。

4.採算管理を徹底する

プロジェクト全体の採算については、いちリーダーが管理できるものではありませんが、自分のチーム内の開発原価だけでも意識しておくことは、プロジェクトリーダーとして必須です。

社内原価と外注費を把握し、売り上げと粗利率を意識しながらプロジェクトを進めることが重要です。
週次レベルで予定工数内で作業が進んでいるかの進捗管理をして、採算の変化を確認しましょう。

5.面倒な交渉も積極的に

プロジェクトリーダーの役割として重要なのが、発注元や外注元、社内のプロマネなどとの交渉です。

どんなに要件定義をガッチリしても、スケジュール通りに進むプロジェクトなどほとんどありません。
プロジェクトリーダーは常に課題を抱えていて、その中にはチーム内だけで解決するのがベストでないこともあります。

積極的に外部と交渉しながら、有利な条件でプロジェクトを進めていくことが、チームのメンバーの負担を減らすだけでなく、結果としてユーザーや社内からの評価にも繋がります。

6.課題や目標の共有

チーム内のメンバーに対して情報を密に発信していくこともプロジェクトリーダーの役割です。

メンバーは手元の作業だけ見ていては、モチベーションも下がりますし、課題を把握していなければ仕事内容に大きく影響することもあります。

忙しい現場ですが、自分から情報を取りに来ないメンバーに対しては、こちらから積極的に働きかけることも大切です。
メールや朝礼を活用してコンパクトに課題や目標を共有していき、透明性を高めましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
プロジェクトを滞りなく進めていくためには、プロジェクトリーダーの役割はチーム内外への働きかけが必須であることが、ご理解いただけたかと思います。

当たり前だと考えることも実行するのはなかなか難しいものです。
紹介した心得を意識して着実にプロジェクトを完遂させましょう。

 プロジェクトリーダーとして意識しておきたい心得

  1. 自ら先頭に立つ
  2. やるべきことを絞る
  3. 人の配分を最適化する
  4. 採算管理を徹底する
  5. 面倒な交渉も積極的に
  6. 課題や目標の共有

Filed Under: プロジェクトマネジメント, リーダーシップ Tagged With: プロジェクト, リーダー, 役割




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