志望動機作成に戸惑った経験は誰にでもあるでしょう。
中でも営業職は、高度な専門性と経験が必要なプロフェッショナル集団のイメージがあるため、「自分のスキルや経験では、アピールできるところなんかないのでは?」と考えて萎縮してしまったかたもいるかもしれません。でも、ポイントさえ抑えれば、あなたのスキルや経験を認めてもらうことはじゅうぶん可能です。
では、営業に応募する時の志望動機に盛り込むべきポイントとはどんなものでしょうか?
営業職への志望動機作成6つのポイント
志望動機の作成には抑えるべきポイントがあります。営業として求められる人材像に、自分のスキルと経験、意欲が見合っていることの証明が必要です。志望動機作成は、自分のスキルと経験から、必要とされるポイントをピックアップする作業です。
営業に応募する時の志望動機に盛り込むべきポイントを6つ紹介します。
1.経験との共通項を探す
コミュニケーション能力や協調性などは、なんらかの集団に属した人なら誰でも培った経験があると思います。
こうした汎用性が高く、必要とされる能力のアピールを志望動機にうまく取り入れましょう。その際、接客経験から得られたスキルや経験、成功体験など、営業でもいかせるものを具体的に盛り込むことで、より好感が得られます。
2.商品、会社のリサーチ
志望動機を明確に伝えるために、志望先の会社と営業商品を調べておきます。会社のこういうところが魅力的であるとか、商品を売りたいと考えた説得力のある理由が必要になります。
3.意欲、積極性をアピール
営業に求められる最も重要な要素の一つが積極性です。会社は一刻も早く売上に貢献してくれる社員を求めています。「即戦力」「積極的に」などのキーワードを使い、スピード感と意欲をアピールしてください。
4.数字で実績をアピール
数字は営業職にとっての共通言語です。営業経験や業務経験があれば、営業実績や利益を上げた実績、経費削減の実績などとその期間を具体的な数字を使ってアピールしましょう。
5.ハードな経験をアピール
ハードな業務経験や、トラブル対応など、例え結果が失敗に終わったものであっても、忍耐力やトラブルに対応する柔軟性が示せる経験談を志望動機に盛り込むと好印象です。
採用担当は努力してやり遂げた経験を見ています。
6.リーダーシップをアピール
今までの経験から、リーダーシップやマネジメント、教育に携わった経験をピックアップし、アピールしましょう。学生時代の部活やアルバイトでも問題ありません。こうしたスキルはチームプレイができることの証明になります。
いかがでしたか?
このように、営業以外の経験のなかにも、営業に求められる能力を培う元となったものとして、アピールできるものが多くあります。志望動機作成のポイントを抑えつつ、自分の経験や意欲を自分の言葉で伝えることで、より好印象を得られます。参考にしてみてください。
まとめ
営業職への志望動機作成6つのポイント
- 経験との共通項を探す
- 商品、会社のリサーチ
- 意欲、積極性をアピール
- 数字で実績をアピール
- ハードな経験をアピール
- リーダーシップをアピール