仕事でやることがなくて暇になると、何をしてよいかわからなくなりますよね? 最初はゆっくりできて嬉しいかもしれませんが、そのうちこんなに苦痛なことはないと感じるようになります。なによりモチベーションが上がりません。忙しい時はあんなに望んでいた暇な時間ですが実際は続くと辛いものです。
でもこの暇な時間を自分で充実させることができる人こそが主体性、積極性、独自性を求められるすべての仕事で重宝される人材です。
仕事が暇な時間をうまく活用する方法とはどんなものでしょうか?
目次
仕事が暇な時を活用して自分を磨く方法
仕事でぽっかり空いてしまった暇な時間の有効活用こそ、ステップアップのチャンスです。最大の適はモチベーションが上がらないこと。特に周りも仕事がなくて暇な時は職場全体がどんよりします。そんなネガティブな雰囲気をものともせず、仕事が暇な時を活用して自分を磨く方法をご紹介します。
1.整理整頓でスッキリする
仕事が暇な時はまず、机の周りの整理や書類、PC上のデータの整理を行いましょう。仕事が暇だと気持ちが淀みがちになります。整理整頓をすることで、スッキリと気持ちのよい環境を作ることができます。
また、忙しい時にはどうしても、書類やファイルを適当な場所に置いたり、統一感のない名前をつけたりして煩雑になりがちです。そういったものを整え、参照しやすいようにしておくとと今後の仕事の効率が上ってよいでしょう。
2.業務の見直しによる効率化
仕事が暇な時は、優先順位が低い業務、いわゆる「そのうちやる」タスクをかたつけるチャンスです。誰でも持っている「そのうちやる」タスクに、「業務の見直し」があるのではないでしょうか。仕事は回っていても必ず改善の余地があるルーチン業務。効率化できるところはないか、例えばExcelのマクロなどで自動化できるものはないか考えてみてはいかがでしょう。メールフォーマットやタスク管理ツールなどの見直しも仕事が暇な時だからこそできることですね。改善の余地は無限にあるので探して改善してみましょう。
3.スキルアップのための勉強
自分の仕事に活かせるスキルを習得してみましょう。可能であれば資格取得のようなガッツリした勉強をすれば、形として残ります。たとえ参考書を使うような本格的なものは難しくても、社内の仕事ができる人から学ぶために共有フォルダ上にあるプレゼン資料を読み込んだり、インターネット上のハウツーサイトを閲覧したりといったことが可能です。こういったことができるのも、仕事が暇な時だけです。暇な時のモチベーションを上げるためにもスキルアップのための勉強はおすすめです。
4.今後に備えたネタの仕込み
プレゼン資料のネタや、営業に使える小咄を用意できるのも、仕事が暇な時の特権です。今までうまくいっていたものでも、上質なネタを用意することでさらに成果が上がる可能性があります。また、意外に見落とされがちですが、上司や部下への対応スクリプトや資料など、社内コミュニケーションのネタも、うまく立ちまわるために大事なものです。例えば部下に資料作成の方法を指示するために見本となるフォーマットを用意しておけば、忙しい時もすぐに対応できます。仕事が暇な時間に上質なネタを仕込んで、繁忙期に備えましょう。
5.マニュアル作成で業務体制安定化
すでに手順が定着している業務や、自分の裁量で行なっている業務のマニュアルを作成するのは無駄なことに思うかもしれません。確かに優先順位は低いですが、この際マニュアル化して、万が一体制が変わった時も円滑に引き継げるようにしておきましょう。特にあなただけが知っていることがあるような人依存の業務は、もしもその人がいなくなった時立ち行かなくなります。仕事が暇な時間を活用して業務体制を磐石にすることも大切です。
6.キャリアアップを考える
仕事で暇な期間があまりに長く続くようであれば、自分自身の環境を変えてモチベーションを維持するのも方法の一つです。長期に暇な期間ができるのは、仕事に問題があるか、仕事があなたと合っていないかの可能性が高いです。そんな時はよりよい環境を求めてそこにエネルギーを使いましょう。休暇を取ってでもキャリアアップのための準備を着々と整えましょう。
いかがでしたか? 仕事が暇な時間を、仕事の質を上げるための投資期間だと考えてみましょう。大事なことは周りの目や雰囲気よりも「仕事の質を上げる」という目標を優先することです。そうすることでモチベーションを保つことができ、結果も伴ってきます。仕事が暇な時間を充実させましょう。
まとめ
仕事が暇な時を活用して自分を磨く方法
- 整理整頓でスッキリする
- 業務の見直しによる効率化
- スキルアップのための勉強
- 今後に備えたネタの仕込み
- マニュアル作成で業務体制安定化
- キャリアアップを考える