嫌いなルーチンワーク、嫌いな上司、嫌いな職場の雰囲気…。嫌いなもので頭がいっぱいになると気が滅入ります。前向きに考えようとはするけれど、どうしても仕事を好きになれないかたは少なくないと思います。
同じ仕事でも、前向きに捉えられるかたと、地獄のように感じてしまうかたがいます。仕事の嫌いな部分は誰しもあります。許容できないくらい仕事が嫌いな人が、地獄のような状態から抜け出すにはどういう視点が必要なのでしょうか?
嫌いな仕事を前向きにするために持ちたい5つの視点
仕事は、捉え方次第で嫌いにもなれば、やりがいにもなります。そんなことはほとんどのかたが解っていると思います。「解っているけど実際は」というかた、次の考え方を試してみてください。嫌いな仕事が少しでも前向きにできるようになるために持ちたい5つの視点をご紹介します。
1.苦労は買ってでもする
どんなに辛い仕事も「よい経験をした」と考えることで、仕事にやりがいが出てきます。苦労は買ってでもしてください。飛び込み営業での失敗や嫌いな上司の叱責もすべて栄養です。蓄積すればするほど、あなたの経験値が上がっていきます。自分から苦労を迎えに行くことで、辛い思いがやる気へと変化するでしょう。
2.プライベートの為に頑張る
仕事は嫌いでも、それをプライベートの為だと折にふれて自分に言い聞かすと少し頑張れるかもしれません。世の中の人の大半は嫌いな仕事もものともせず働いています。それは家庭や趣味などのプライベートでの楽しみがあるからです。プライベートをより充実させて下さい。旅行の予定を立ててもよいですし、恋愛を楽しんでもよいでしょう。
嫌いな仕事のおかげで素敵なプライベートが送れるという感謝の気持ちを持つと、「嫌い」という感情も和らぎます。
3.仕事の良い部分を見る
嫌いな仕事では、ついつい嫌いなものにばかり目がいっていないでしょうか?仕事を楽しんでいる人は、仕事のよい部分を見ています。
仕事のやりがいある部分、話の合う同僚、まんざらでもない待遇…。ささいなよい部分を意識することで、嫌いな仕事に対する感じ方がなんとなく変わってくると思います。
4.目標を作る
嫌いな仕事も、目標の為ならがんばれるかもしれません。例えば、「貯金をいくら貯める」とか、「今月の売上を何パーセント増やす」などです。ある意味、ゲーム感覚で仕事をこなすことによって、好きとか嫌いとかを考える余地がなくなり、がむしゃらに仕事に迎えるでしょう。
5.プロセスの一部だと捉える
あなたには、5年後10年後の夢があるでしょうか?もしないのであれば夢を持つことをおすすめします。今の嫌いな仕事も、夢に向かって進むプロセスの一部だと捉えられます。好きなことばかりして夢は叶えられません。むしろそこへ向かうには、沢山の嫌いなこともこなしていく必要があります。勿論嫌いなことばかりしていても夢に近づきません。夢を意識することで最もよいことは、次のステップに進むための思考が始まることです。嫌いなことから、一刻も早く次のステップに進めるために手を尽くして下さい。そこでも嫌いなことは出てくると思いますが、夢を叶える為なら乗り切ることができるでしょう。
いかがでしたか? 同じ仕事でも、嫌いな思いに意識を向けるか、前向きに捉えるかで仕事のやり方自体が変わってきます。嫌いな仕事はどこまでいってもなくなりません。考え方を変えてみて、少しでも楽しい生活を送ってください。
まとめ
嫌いな仕事を前向きにするために持ちたい5つの視点
- 苦労は買ってでもする
- プライベートの為に頑張る
- 仕事の良い部分を見る
- 目標を作る
- プロセスの一部だと捉える