どうしても仕事に行くのが憂鬱で怖いと感じてしまうことは誰にでもあります。原因は様々なものが重なっていることが多いですが、いずれにしても仕事へ行くことが多大なストレスとなってしまっているのは酷い状態です。
こんな時は「なんとかしたい」と思うほど重圧が強くなってしまい、ますます怖い気持ちが膨らむものです。焦らず一つ一つ対策を講じていくことが一番の解決への近道になります。
仕事が怖いと感じるパターンとその対策にはどのようなものがあるのでしょうか?
仕事が怖いと感じてしまったときのパターンと対策
仕事が怖いと感じた時には無理に立ち向かおうとしないことも重要です。ゆっくりと原因と対策を考えて、解決へ向けて一歩づつ進んでいきましょう。
今回は仕事が怖いと感じてしまったときのパターンと対策をご紹介いたします。
1.上司が怖いときの対策
どんな職場にもなぜか必ずといってもいいほど怖い上司はいるものです。上司の罵倒やいびりが怖いと感じてしまった時はどのように対処したらよいかを見ていきましょう。
上司に叱責されるときに怖いと感じるのは、自分のできなさが露呈したり、弱さを責められるという理由から来ていることも多いかと思います。そんな時、あなたは自分で自分を責めてはいないでしょうか?
「申し訳ございません。」と言う言葉は口から出れば出るほど自分の存在をへりくだらせます。申し訳ないと思う気持ちと同時に、自分の存在を肯定する気持ちを持つことが実はとても重要です。もちろん申し訳ないという態度は必要ですが、心の中では「次はこれを活かそう」であるとか、「自分が悪いところもあるがそれだけじゃない」と確認してみましょう。
上司の叱責が客観的に受け止められるようになれば気持ちや態度に選択肢ができます。
2.お客さんが怖いときの対策
接客の仕事をしているとモンスタークレーマーや物言いのきついお客さんが多くいます。そうでなくても、お客さんは常にこちらの仕事の質を厳しい目で見ている怖い存在だと感じることがあるでしょう。
お客さんが怖いと感じてしまった時は、自分の仕事の質を向上させるための絶好の機会だと捉えましょう。怖いという感情をプロ意識に昇華させることで、自分だけでは発揮できなかった力が発揮できます。準備が万全ならお客さんの評価は今よりもずっと高くなるはずです。
捉え方一つで怖いという感情はモチベーションにもなります。
3.仕事量が怖いときの対策
毎日出社するなりタスクに押しつぶされそうになり、仕事量の多さが怖いと感じてしまうこともあります。こうした仕事パンクの恐怖は無限地獄のように感じてしまい、とても辛いものです。
こういう時は、仕事のやりかたを上司に相談してみましょう。仕事がパンクして困るのは自分以上に、管轄責任のある上司。思い切って相談することで仕事量を調節してくれるか、それが無理でも仕事のやり方で相談に乗ってくれるはずです。
いよいよ本当に仕事が間に合わない時があっても、あらかじめ相談しておくことで仕事内容の把握やリスク対策ができているはずなので、心の負担はだいぶ軽減されるでしょう。
4.営業が怖いときの対策
仕事の中でも特に怖いのが飛び込み営業です。否定的な態度を取られることが前提で飛び込んでいくときのあの恐怖は他にはないでしょう。でもこれに慣れる人と慣れない人がいます。慣れない人は自分は人間性が別だから仕方がないと思っていないでしょうか?
実は営業の怖いという気持ちも捉え方次第で誰でも減少します。完全には無くならないですが、適度な緊張感は必要です。営業で否定的な態度を取られることで、仕事の経験値は確実に上がりますので、契約を取りに行くのではなく断られに行くことを目的として捉えてみましょう。
5.人間関係が怖いときの対策
仕事のストレスで一番大きいのは仕事での人間関係だという方が多いです。このストレスがあまりに大きくなると怖いという感情になってしまいます。
このように仕事での人間関係が怖いという方に多いのが、とにかく漠然と人間関係が怖いと感じていることです。問題に対処するためにもどの部分の人間関係が怖いのかを分析して対処する必要があります。対処方法は人間関係を意図的に避けるか、自分の行動を変えることで相手との関係性を変えるか、怖いという感情や相手に対する捉え方自体を変えるかになります。
どれも必要な対処方法ですが、これらを実行するためにも相談できる人を作ることが最も大切です。一人で悩んでいても怖いという感情に対処することは難しいです。ぜひ相談相手を作り、ゆっくりと対処していきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
仕事で怖いという感情が湧いてきてしまったときには、焦らずゆっくりと対処しましょう。相談できる人を見つけて悩みを共有することで仕事が怖いという感情を客観的に捉えることができるようになります。そうなればしめたもので怖いという感情をポジティブに活用できることに気づくでしょう。
仕事が怖いと感じてしまったときのパターンと対策
- 上司が怖いときの対策
- お客さんが怖いときの対策
- 仕事量が怖いときの対策
- 営業が怖いときの対策
- 人間関係が怖いときの対策