仕事のストレスを解消しようと、やけ食いに走ったり人にあたったりすることで、さらにストレスが溜まるといった悪循環に陥ることはないですか？ストレスは解消しないと毎日雪だるま式に溜まっていくものです。かといって一時のストレス解消を選ぶとかえって大きなストレスのもとになることは経験からも理解できるでしょう。ストレスを根本から解決するのが悪循環から逃れる唯一の方法です。
ではストレスを根本から解消する方法とはどのようなものでしょう？
根本からのストレス解消に効果的な6つの方法
ストレスを根本から解消することはストレスが溜まることによって起こる悪循環を断つためにも重要なことです。多くの人は間違ったストレス解消法をしていて、これはストレスを一時的には解消するかもしれませんが、結局しっぺ返しをくらうことになります。そこでストレスを根本から解消するのに効果的な方法をご紹介します。
1.ストレッサーを解消する
ストレスの原因であるストレッサーは複数からなっていますが、なかには解消できるものもあるか見なおしてみます。雨の日に靴下が濡れないように長靴を履くなど、例え小さなことでも解消することで、必ずそのぶんストレスが軽減されます。そうすることで、少しずつストレスが軽減されるのを感じて好循環に転じます。その影響で今まで解消不可能だと感じていたストレッサーも解消できる方法に気づくかもしれません。
2.環境を変える
解消が困難なストレスがある場合は、思い切って自分の環境をまるごと変えてしまいます。そうすればいままで抱えていたストレスが全て解消されることも多いでしょう。例えばどうしてもうまの合わない上司がいて接点を減らすことが難しい状況などです。退職するのは余計にストレスだと考えるかもしれませんが、移動願いを出す、上司を変えてもらうように要望するなど、環境を変える方法を考えましょう。
3.認知の仕方を変える
持病など、ストレッサーが現実的に動かしがたいことも多いと思います。こうしたときにはストレスを感じている自分自身の認知の仕方を変えることでストレスを解消する方法があります。実はストレスを感じる原因の大部分は自分の認知の仕方にあります。同じ状況下でも多大にストレスを感じる人もいれば、まったくストレスを感じない人もいるのです。ストレッサーをおおげさに捉えすぎていたり、自分の状況を絶望的に捉えすぎるなど、現実を歪めて捉えているフィルターに気づき、それを取り払ってみましょう。
4.対処能力を身につける
対処できないことからの不安からくるストレスもあります。津波に飲まれればコントロール感を失い、強烈なストレスと恐怖を味わいますが、その波を乗りこなせる技術があればワクワクします。人間関係や健康問題、仕事に関しても今よりもうまく乗りこなせるようになればストレスが解消されるでしょう。
5.運動と休息、生活リズムの改善
毎日の生活リズムが狂うことでストレスに対処する能力も、解消する能力も落ちてしまいます。やはり運動と休息を毎日行い、食事や睡眠などの生活をちゃんとすることがストレス解消にとって一番の有効手段でしょう。
6.リラクゼーション法を行う
積極的にストレスを解消する方法として、瞑想やマッサージ、呼吸法などのリラクゼーション法を行うことも可能です。これらは少しの時間で手軽に行うことができて、効果も立証されています。もし自分で行うのが難しかったり気力がなかったりする場合は、教室などに参加することで手軽にストレス解消が実感できます。ぜひ試してみましょう。
いかがでしたか。
ストレスは複合的な原因から発生していますので、解消法を複数組み合わせてストレスを根本から解消することが必要です。ストレス解消癖をつけてストレスのない毎日の素晴らしさを経験してみましょう。
まとめ
根本からのストレス解消に効果的な6つの方法
- ストレッサーを解消する
- 環境を変える
- 認知の仕方を変える
- 対処能力を身につける
- 運動と休息、生活リズムの改善
- リラクゼーション法を行う