あなたの周囲にやる気のない人はいませんか? 特にあなたの部下にやる気のない人がいた場合、その影響を考えると大変頭の痛い問題です。どのようにしたら、その部下がやる気を出すのか、苦心していることでしょう。
そこで、どのようにしたら部下のやる気を出すことができるのか、一緒に考えてみませんか?
部下のやる気を出すための6つの方策
仕事において、やる気を出すのは簡単なことではなく、それを持続することも大変困難です。まして、部下が継続的にやる気を出すように仕向けるのは並大抵なことではないのです。
ここでは、部下のやる気を出すために有効な6つの方策をご紹介します。
1.本人のやりたいことを知る
部下がやる気を出すのに励みとなる、やりたいことを知ることが大切です。ずっと現場で働いていたいと考えているのに、幹部候補生として仕事を与えていてはやる気も出ないでしょう。本人が目指していたり、望んでいることを理解しましょう。
2.キャリアプランを共有する
仕事において、本人の望んでいる方向に進んでいるのであれば、やる気を出すことは期待できますが、会社の考えと異なっている場合、会社の方向性を本人に伝えましょう。マッチングさせることができれば、やる気を出すことも可能でしょう。
何事においても、やる気を出すことは本人の意欲による部分なので、強要することはできません。キャリアプランを一致させ、やる気を出す方向にもっていくことが大切です。
3.些細なことでも褒める
やる気を出すことができない部下に対しては、些細なことでも褒めてください。余り度が過ぎると、他の部下や同僚が不満に感じることもあるので、注意が必要です。
しかし、やる気を出すことができない人に対して褒めることは有効です。
4.成果がなければ指摘する
やる気を出すことができない部下の多くは、仕事での成果が出ていないことがほとんどです。やる気を出すことを問うより、成果を出すことを問うことがお薦めです。その過程でやる気を出すことが難しい原因や理由が見えてきます。原因や理由が分かれば、それに対して改善やアドバイスをすることが有効です。
5.課題や担当を変更する
どうしてもやる気を出すのに苦労をしている部下に対しては、状況が許すのであれば、与えている課題を変えたり、顧客などの担当を変更することが有効です。苦手意識が芽生えていると、やる気を出す気があっても上手くいかないことがあります。苦手なものから逃げるのはお勧めできませんが、メンタル的には苦手なものを避けるのは効果があります。
6.配置転換をする
色々試してみたが、効果が表れない場合、ある一定のところで配置転換をしましょう。新しい環境になれば、やる気がなかった人も、やる気を出すことができる場合もあります。職種のみならず、人間関係もやる気を出すのに大いに影響を及ぼします。
ある一定の期間指導を続けてもやる気を出すことがない社員に対しては、職場移動は有効な手段です。
いかがでしたか。部下のやる気を出すのは大変難しいことですが、一旦きっかけができてやる気さえ出すことができれば効果が期待できます。直接的訴えるのではなく、間接的にアプローチをしましょう。
時には無理をせず、環境を変えることも取り入れ、柔軟性をもった対応を心がけることが大切です。
まとめ
部下のやる気を出すための6つの方策
- 本人のやりたいことを知る
- キャリアプランを共有する
- 些細なことでも褒める
- 成果が出ていないことを指摘する
- 課題や担当を変更する
- 配置転換をする