「やる気さえ出れば作業に手が着けられるのに」
と、やる気を出すことができない自分を呪ったことはありませんか?
全ての仕事や作業にやる気を出すのは、思いのほか難しいものです。手がかかりそうな作業や苦手な作業などは、特にやる気を出す方法がまったく見つからないこともあるかと思います。
でも実は、少しのコツと方法さえ押さえれば、どんな作業でもやる気を出すことは可能です。では、やる気を出すための方法とは具体的にどのようなものでしょうか?
やる気を出すために効果的な6つの方法
やる気が出ないときや対象があることは人間なので仕方がありません。やる気は時間や部下のどと同じようにマネジメントが可能です。つまりやる気を一つの現象として扱えば上げたり下げたりが簡単にできるようになります。今回はやる気を出すために効果的な6つの方法をお伝えします。
1.啓発的な映像に触発される
啓発的な映像を見ることはやる気を出すのにとても効果的な方法です。やる気が出る映像を見つけていつでも見れるようにお気に入りなどに追加しておきましょう。
やる気を出す映像は人によっても違いますが、意欲の高い人で自分の尊敬している人の講演や対談などがお勧めです。映像を見ることで自然とこちらも熱気が感染しやる気が出ます。
ただし映像を見続けるのはかえって無駄な時間を過ごすことになります。やる気を出す着火剤として映像を見たら、さっさと作業にとりかかるのが有効な方法です。
2.人に公言する
やることを人に公言することは、やる気を出すのに有効な方法だということが証明されています。ただし、沢山の人に言いふらせばよいということではなく、身近な少人数に公言するのが最も効果的な方法です。
公言しすぎると、すでに実行した気になってしまい威力が弱まります。信頼関係のある人少人数にコミットメントすることで、約束を守るためにもどうしても実行しなければならなくなり、やる気を出すことに繋がります。
3.締め切りを利用する
人間は締め切りがあるといくらやりたくないことでもやる気を出すものです。締め切りギリギリまで自分を追い込むのも、案外有効なやる気を出す方法です。
自分で予定を立てて擬似的に締め切りを設定できるのが一番よい方法ですが、なかなか計画がうまくいく人はいないので、いっそのこと本当の締め切り近くで予定を設定してしまいます。
ただし、仕事を溜めすぎてパンクしないように注意が必要です。締め切りを利用するのは少し危険ですが、強烈にやる気を出す方法です。
4.細かいステップに分けて達成していく
作業を細かいステップにわけて取り組むのもやる気を出す方法として効果的です。困難な仕事などはそれを一塊で捉えてしまうと、げんなりしてなかなか着手できません。
細かいステップに分ければ、どんなに困難な仕事でも何も考えずに片付けられる部分もあるはずです。手軽にできるものから着手するのがよい方法です。
5.とにかく手を動かす
やる気を出すのに一番シンプルな方法は、とにかく手を動かすように仕向けることです。
やる気と着手は卵と鶏の関係と同じで、やる気が出ないからといって作業しないといつまでたってもやる気を出すことはできません。手を動かすことで作業興奮が働き脳が活性化されます。それによって徐々にやる気が高まってくるのです。
6.時間を区切って行う
やる気を出すことと所要時間は深く関わっています。所要時間が長いものや忍耐を要するものは、脳がそれを無意識に計算して「しんどいなあ」と感じてしまうのです。
この無意識の計算に対処する方法が必要です。時間を区切ってタイムトライアルのように作業を行うのがやる気を出すのによい方法になります。もちろん最初は作業のクオリティは低いですが、一旦完成させてから、もう一度クオリティを上げていく作業を行うことでうまくいくでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
やる気は自然に湧いて出るものではなく、働きかけによってコントロールする方法があることがご理解いただけたかと思います。やる気が出ない場面に見舞われた時は、上記の6つの方法を試してやる気を出すようにこころがけましょう。
やる気を出すために効果的な6つの方法
- 啓発的な映像に触発される
- 人に公言する
- 締め切りを利用する
- 細かいステップにわけて達成していく
- とにかく手を動かす
- 時間を区切って行う