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OJT教育を行う時の5つのポイント

2017年5月15日 by Gen

OJT教育を行う時の5つのポイント

仕事を覚えるのに手っ取り早いのが、やりながら覚えるOJT(On The Job Training)です。
ただ仕事を覚える人の質によってはなかなか基準に満たなかったり、いつまでたってもミスを繰り返したりと、成果が出ないこともあるでしょう。

OJT教育で成果を上げるためには、計画的に進めるべきですが、注意しておきたいポイントがいくつかあります。
OJT教育を行う時に注意しておきたいポイントとはどのようなものでしょうか?


目次

  • OJT教育を行う時注意しておきたいポイント
    • 1.PDCAに沿って教育
    • 2.感情的に教育しない
    • 3.仕事観を教育する
    • 4.全部は教育しない
    • 5.フォローを忘れない
  • まとめ

OJT教育を行う時注意しておきたいポイント

ゆとり世代で育った学生が新社会人として入社してくる時と、既に業界経験がある人が入社してくる場合では、同じようにOJT教育を行っても成長には差が出るでしょう。
能力や資質の差もあります。
OJT教育は人を見て行うのが基本です。
OJT教育を行う時に注意しておきたいポイントをお伝えしていきます。

1.PDCAに沿って教育

教育項目すべき項目や、いつまでにどのレベルまで新人を持っていきたいかの目標設定をするのは、OJTであっても変わりません。
忙しい現場ではあまり新人に目が行き届かず、目標達成度合いを確認することを怠りがちですが、節目ごとに業務の一環として研修者の目からOJT教育の進行状況を直接確認する必要があるでしょう。
これによって計画を軌道修正しながらOJT教育を進めます。

知識の部分はペーパーテストを作って確認します。
技術的な部分はチェックリストを作成して達成度合いを確認すると、研修者によって評価が変わることも少ないですし、時間と手間の節約にもなります。
こうしたテストやチェックリストなど、OJT教育用のテンプレートを作成しておきましょう。

2.感情的に教育しない

新人のOJT教育を受ける姿勢や物覚えの遅さなどにイライラすることも多いと思います。
でもあまりにそれが表に出てしまい、不穏な空気を作ると、新人は自己開示がしづらくなり、OJT教育進行の妨げにしかなりません。
ものを伝えるときや注意するときもできるだけ論理的にするように心がけましょう。

もちろん期日までの仕事や目標の達成度合いが芳しくないときはプレッシャーをかけるのもよい方法ですが、たとえ怒ることが必要なときも感情任せにするのではなく、怒りが最大限に相手を成長させるように意識して、相手を見て怒り方を変えるくらいのコントロールが必要です。

3.仕事観を教育する

知識や技術は目に見えて教育できるのでわかりやすいですが、仕事の姿勢や何のために仕事をするかなどの信念は、社訓を毎朝読み合わせするだけではなかなか身に付きません。
OJTを進めながら、研修者の口からこんこんと説くことが大事になります。

どのような姿勢と信念で取り組むかは、仕事をする上での根本的なものですので、仕事観を身に付けるによって知識や技術が活きてきます。

4.全部は教育しない

仕事には自分で考えて行動する臨機応変さが何より求められます。
上記の仕事観で仕事が方向付けられるのと同時に、どうやったら最短で目的が達成できるかを考える力を覚えてもらうことがOJT教育の醍醐味です。
そのためには仕事のやり方を一から十まで全部教育するのではなく、自分でトライさせてみる余白を残しておくことが重要です。

仕事観もそうですが、自分で考えて行動することも、OJT教育の計画に入れ込むことやチェックすることが難しい部分で、被研修者の質によって教育のレベルや、目標設定を変える必要があります。
手取り足取り教育するのではなく、OJTを活かして少しづつ仕事を任せていくようにしましょう。

5.フォローを忘れない

OJTの期間は仕事を任せられるようになってもまだ教育機関です。
そこでのミスやトラブルは教育者や上司が責任を持って被ることが大切です。
もちろんトラブル解決もOJT教育の一環ですが、いつでも手が入れられるように準備しておきましょう。

OJT教育の間は、新人は初めてのことばかりで、悩みや疑問が毎日のように出てきます。
もちろん疑問が出て着次第教育者に上げるような体制はとっておくべきですが、できるだけこれを消化する時間を設けましょう。
公式に時間をとってもよいですし、飲みの席などで悩みを聞き出すのもよいでしょう。
こうしたフォローによって新人はガス抜きと疑問解決ができ、OJT教育の進行度合いにも影響します。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
OJT教育は基本的に計画に則って進めますが、これにはおさまらない部分こそが重要になってきます。

知識と技術を身に付けさせること以外にも、仕事観や臨機応変に考えて仕事をする力をつけてもらうように心がけ、教育していくことが大切です。

 OJT教育を行う時注意しておきたいポイント

  1. PDCAに沿って教育
  2. 感情的に教育しない
  3. 仕事観を教育する
  4. 全部は教育しない
  5. フォローを忘れない

Filed Under: 人材育成 Tagged With: OJT, 教育




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